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スキンケアを変えたら肌の調子が悪くなってしまったけど、
これが『一時的なものでしばらく放っておけば自然と治るもの』なのか
『化粧品が肌に合っていないからすぐに止めるべきもの』なのかをすぐに判断出来ない…。
というご相談をよく頂きます。
こういうことってスキンケアの方法をチェンジした時には少なからず起こりうることですよね。
誰が作ったのかは知りませんが「好転反応」なんていう言葉があって、
これはつまり「化粧品を変更した時に現れる一時的な肌の状態の悪化は肌が良くなっている時の前触れ的現象」という意味で使われているものです。
もちろん場合によってはそういうケースも多々ありまして
一時的に悪化しても放っておけば自然と治っていく類の症状はあります。
かずのすけが提案しているオフスキンケアでも、
「洗浄格差」という現象からスキンケアの転換直後は一時的に肌の状態が悪化する場合が多いです。
→洗浄格差について
洗浄格差は肌の角質代謝や皮脂分泌と洗浄のバランスが変化したことで生じるものですので、
肌の代謝が変更した洗浄力等に順応すれば自然と治まります。
ただ僕としてはこの「好転反応」という言葉はあんまり好きではなくて、
実際には肌に合っていなくて肌荒れしているのに
「好転反応だから」と言われて我慢して続けて行くうちに
取り返しのつかない肌状態になってしまう…
という最悪のケースもあります。
体質から合っていないものは放っておいても改善することはありませんから
これは一体どっちなのか?という判断が正確に出来なければ、
スキンケアを変更して綺麗になれるはずが
逆にどんどん肌の状態が悪くなっていくということになりかねません…。
そこで本日はスキンケア変更に伴う肌荒れにおける、
『一時的なものでしばらく放っておけば自然と治るもの』
『化粧品が肌に合っていないからすぐに止めるべきもの』
の2つの簡単な見分け方についてお話していこうと思います。
◎化粧品変更の直後に「赤み&痒み」が出たら使用を控えるべき!
まず一番判断しやすいのはこちらで、
『化粧品変更後すぐに赤みを伴う痒みが出た』というケース。
これは化粧品の成分が体質に合っていない可能性が非常に高いので、
直ちに該当の化粧品の使用を控えるべきです。
特に1回2回の使用でこのような反応が現れる場合はアレルギー性接触皮膚炎の疑いが濃厚です。
アレルギーでは使い続ければ肌が慣れて問題なくなるということはほぼありえないことですので、
その疑いがある場合は出来る限り早く使用をやめなければなりません。
またアトピー体質の方の場合は
化粧品の単純刺激に負けて接触皮膚炎が発生していることも考えられます。
この場合は化粧品に刺激の強い成分が含まれており、
その人の肌の強さでは耐えられないということです。
これも気づいたらできるだけはやく使用を控えましょう。
どちらにしても肌の抵抗力の弱い部分(皮膚の薄い部分)が最も反応が出やすいです。
例えば『目回り』や『頬』、『口周り』などですね。
これらの部位に赤みを伴う痒みが出た場合は、
化粧品に合わない成分もしくは刺激になる成分が入っているということですので
商品を見直すか使用を止める必要があります。
◎ニキビや肌のざらつき(コメド)は一時的なものが大半!
次にスキンケアの変更でよく現れるのがこちらで、
『ニキビやコメド(毛穴詰まり)の増加』ですね。
ニキビは見るからに肌の状態が悪く見えるので
「すぐに治したい!」
と焦ってしまう気持ちはとてもわかります。
ですがニキビやコメドの発生による肌のざらつきは、
ほとんどの場合一時的なもので放っておけば徐々に治っていく場合が大半です。
ニキビができる原因は主に
1.皮膚常在菌のバランスの変化
2.洗浄格差
3.微妙な刺激の蓄積
があります。
ただ3のケースはほとんどが赤みを伴う痒みのあとに出てくるものなので、
これは痒みがある時点で対策を打てば顕在化しません。
皮膚常在菌のバランス変化や洗浄格差は、
これまで使っていた化粧品や洗剤類との性能差によるものです。
殺菌力のある化粧品から殺菌力の無いものに変えた直後や、
洗浄力の高い洗剤から洗浄力の低いものに変えた直後など、
これまではこれまで使用していた化粧品の性能に合わせて
肌の角質代謝や皮脂分泌量が整えられていたので、
化粧品やスキンケアを変更するとこのバランスが崩れてしまいます。
皮膚常在菌は角質や皮脂を餌にして増殖しているので、
この結果として肌の代謝異常であるニキビやコメドなどの症状が現れます。
なので、肌の代謝が現在の化粧品やスキンケアに適応すれば、
自然とバランスが保たれるようになるため
しばらくすればニキビなどは治っていくのです。
ニキビが出来たからニキビ用の化粧品を足したり殺菌剤を足したりすると、
逆に肌のバランスを取りにくくなってしまうので
理想的にはそのまま様子を見ることです。
ちなみにニキビの場合は、
皮脂分泌量の多い『額』や『小鼻』、『頬』周辺に発生することが多いですね。
◎あまりにひどいニキビが出来てしまった場合は…
しかしあまりにニキビが大量発生したり膿や痛みを伴うほどのニキビができている場合は、
スキンケアを見直す方が懸命です。
これは原因としては上記の原因とあまり変わりませんが、
バランスの変化がとにかく著しい場合にこのような症状が出ることがあります。
例えば洗浄格差で言えば、
毎日とても高い洗浄力の洗剤で3回も洗顔していたのに、
次の日から湯洗顔のみのスキンケアに切り替えた…
とか、
殺菌剤配合の化粧品の話で言えば、
殺菌有効成分が入っている化粧品を複数使用していたのに、
いきなり殺菌剤が入っていないものだけを使うようになった…
などなど。
肌の状態とのバランスの変化がとても大きくなってしまうと、
肌の悪化もそれだけ大きくなってしまいます。
もちろんこれもバランス変化が原因なので放っておけば治るには治りますが、
このような状態はお肌にも精神的にもとても過酷なので、
出来ればもう少し症状を緩和した方が良いでしょう。
洗顔については適度に洗浄力を調整して洗顔方法を見なおしたり、
殺菌剤などについては数日おきに殺菌作用のあるものを使用するなど、
これまでの肌の状態から変化が大きくなりすぎないように調整していくと良いでしょう。
→<参考>
完治までは時間がかかりますが、
時間をかけて徐々に慣らしていけばこちらもいずれ治まっていきます。
◎「痒み」か「ニキビ」かで判断する!
というわけで、
もちろん例外もありますがスキンケア変更における肌の悪化については、
基本的にはこのように
・痒みが出る→化粧品に問題有り
・ニキビができる→様子見でOK
という風に区別することが出来ます。
これを踏まえておくと
例えば「スキンケアは変えていないのに痒みが出てしまった…」という場合には、
今度は化粧品に原因があるのではなくその他の原因を考える判断根拠にもなります。
花粉や芳香剤や化粧品の香料などが原因となっていたり、
衣服の洗剤や柔軟剤に原因があったりもしますね。
「スキンケアを変えたけど、このまま続けて良いのかわからない…。。」
という悩みを抱える方はとても多いと思いますが、
この区別のコツさえ知っていればこれまでよりも自信を持ってスキンケアに向き合えるのではないでしょうか。
とても難しいようでいて意外と簡単な方法ですので、
ぜひ今後のスキンケアの参考にしていただければ幸いです。
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