まずは、取り急ぎご報告。
初めてエントリーさせて頂きました、英傑群像さんの企画「三国志文人発掘コンテスト」第6回の結果が本日発表されてました。
私(PN:氷咲梨奈)は、
110票で1位獲得することができましたっ!!!!
http://www.chugen.net/bunjin/index.html
読みに行ってくださった方、そして投票までしてくださった方、読者様の中にいらっしゃいましたらこの場を借りてお礼申し上げます!
ブログで告知していたとはいえ、投票するしないは最終的には個人の裁量ですから・・・一桁とかだったらさすがにヘコむなぁ、と弱気でいたので結果を知った時はリアルに飛び上がりました。
110という数字は、もしかすると過去最高の票数なのでは・・・。
英傑群像さんのサイトは見ていても、私の告知で文章コンテストの存在を知ったという方も数名いたので、総票数もそれで伸びたのかも知れませんが。
友人知人で投票してくれたかもな方のぶん(5~6人くらい)を除いて計算しても、相当数・・・。
それだけ曹丕・曹植兄弟が愛されてるって事ですね!!
実際、ここ最近で読んだ書籍だと、個人的な兄弟仲自体は良かったと見る見解を示すものも多いと感じてます。
人気の高い人物をモチーフにした作品が多い中、マイナーな題材で、しかも原文を知らないと意味が伝わらないのではないかと後から気付いた(かなりの課題点orz)問題作と思っていたものの、これだけの人数の方に共感頂けたことを本当に嬉しく思います。
正直なところ、私は他の方のものも全部読ませていただいて、2位の作品が1位になると思ってました。
民間伝承という題材が、小説にするにはもってこいの面白さで、短編小説としても綺麗にまとまっていたからです。
私、短編小説が書けないんですよね。
以前、友人と一緒に書いた事があって、1万字でと言われたのに4万字以上行ってしまい、削りに削ったら話が飛躍しすぎて意味不明になったという(苦笑)
伝承といえば、曹丕が『列異傳』というのを書いてますね。
といっても曹丕自身にまつわるものではなく、何か予言をしてくる不思議な鼠の話(笑)
中身を見ると「正始中」とあり、曹丕死後のものっぽいのですが、たぶん年号が誤植?
曹丕がこういう迷信が好きだとしたら面白いなぁ・・・っと話が逸れた(笑)
今回のような新訳は、書くのに相当なエネルギーが要るので量産できるものではないですが、またそのうち他の詩賦を題材に作ってみたいと思っています。
候補はやっぱりこの兄弟のなのですが、もし今回のコンテストで手ごたえがあったら進めたいと思って温めていた企画があるので、そちらも動こうかと。
つまるところ、曹丕・曹植の詩いいよ!って事です(笑)