さて、細かい発表内容をレポするとしましょう☆


まずは第一部、BSジャパンで6月に放送された三国志ミステリーを制作された、鈴木ディレクターのお話し。

曹操の墓の真偽については、やはりまだ個人の判断に任せるとしか言えないそう。

何でも中国のメディアは検閲や抑えつけが厳しく、情報の自由度が極めて低いそうで。

それゆえに、伝わっていない情報もありそうです。

「世界報道自由度ランキング」では178ヶ国中171位だとか・・・。

なので、真偽についてではなく曹操の人物像に迫る内容にしたという経緯だそうです。

詳しい番組内容については、過去記事を参照ください。


http://ameblo.jp/rinapiblog/entry-10569013213.html


現地で取材した映像を見たりもしたのですが、曹操の生まれ故郷の人達は彼を偉大な政治家、文学者、英雄などと賞賛していました。

中国の国語?では曹操の詩を習ったりもするんですね。

小学生が知っていたのに驚きました。


ちなみに曹操の墓の天井には二つの穴があり(例の盗掘穴とは別のやつ)、魂が出入りする穴と言われているらしいです。

西高穴村という村の名前の由来にもなっているらしく、少なくとも村ができた頃からはあった、大昔のものだとか。

鈴木ディレクターの見解では、曹操は西門豹をリスペクトしたことや薄葬を主張したことから、悪玉ではなく本当は民衆のために何かしたかった人なんじゃないかと言われていました。

薄葬に関しては、単に盗掘を恐れたためとか、本当に世の中が安定していなくて喪に服してる場合じゃなかったからとか諸説考えられますが、乱れた世をまとめたかったのは間違いないでしょうね。


次の渡邉先生の講義については、長くなる予感なのでまた別記事に・・・。

とはいえ明日は神保町の古本祭に行くので・・・もちょっと待ってくださーいorz

まずは配られたレジュメを熟読せねばっっ。