昨日は、記念すべき第10回の三国志街道の集いに行ってきました☆
写真がないんでレポとして読みづらいかもなんですけど、良かったらお付き合いくださいー。
今回のテーマは「横山光輝三国志検定答え合わせスペシャル」
検定は受けていないので、受けた方に問題用紙を見せてもらいながらでしたが、孔明の罠な問題だらけで面白かったです。
だってね、三級の第一問目からシルエットの二択問題で、「この絵の中央にいるのは諸葛孔明である。○か×か」って、そのシルエットの正体は孔明に扮した木像(五丈原のやつね)だったという(笑)
こういうの、問題を深読みしすぎると間違えますよねー。
我らが曹兄弟に関する問題もありました♪
三級では、「七歩詩の二つ目の詩で、使う事を禁じられた単語は何か」で、答えはもちろん「兄弟」ですよね。
おくまんさんは事前勉強会で曹植といったら豆!!ミスタービーン!!と覚えていたので、うっかり一回「豆」を選んでしまったそうです(笑)
豆が禁止だったら子建さん斬られてます(笑)
ここも引っかけだな~とちょっと思ったのが、選択肢に「牛」って入ってたんですよね。
で、七歩詩のエピソードで曹植が作った最初の詩の方が、牛の絵を見て詠んだ詩なので、順序がごっちゃになってると選びかねないかも?
禁止ワードではなく題材なので、詩の内容を覚えていれば大丈夫だと思いますが。
ちなみに、厳密には「七歩詩」と呼ばれるものはこの一つ目の牛の詩で、有名な豆の詩は「兄弟」と題する方が的確です。
そもそも偽作説濃厚なので、あんまり深くは触れませんけれども(苦笑)
二級では、「曹丕が献帝に対して取った行動で間違っているものを選べ」だったかな?
正解は「献帝の娘を自分の息子に嫁がせた」。
これが間違いなので選択肢としては正解です。
正しくは自分の息子ではなく、献帝の娘二人を曹丕自身の側室にしています。
そういえば、満田先生が台湾の大三国志展の本を持っていらしたので見せて頂いたんですが、そこの解説にもやっぱり曹丕即位のことを「簒」の字を使ってるんですね(苦笑)
否定も肯定もしませんけど、個人的に曹丕好きとしては悪者扱いされてるみたいでイヤ(笑)
全部はさすがに目を通せなかったのですが、三国時代のものが載っていると思うとときめきますね~。
銅雀台から発掘されたものとかもあって、あの宴の風景の中にあったものなのかな~とかロマンを感じました。
答え合わせ自体は、完全に正答を一から言っていく形ではなく、試験後の自己採点みたいな形でした。
気になる問題を個々で質問する感じ。
正答が判明する度に皆さんが一喜一憂する様子を俯瞰していてすみません(笑)
合格見込みの方も結構いらっしゃるようでした~凄いです!!
基本的に、三国志に詳しくても漫画自体を細部まできっちり読んでいないと分からない問題ばかりでした。
これは横山三国志愛情度チェックですか!!みたいなね(笑)
例えば、人物名の読み方「夏侯惇」「単福」って、私普通に「かこうとん、ぜんふく、でしょ!これは余裕」とか言ってたら「かこうじゅん」「たんふく」だったという。
うー・・・まさに計略にかかりやすいタイプです、はい(苦笑)
ブログパーツの三国志占い?では何故か知力が100になってますが、実際はシュミレーション三国志の劉禅ばりに低パラメータだと思います。
そして、答え合わせが早めに終わったので、久しぶりに満田先生のハイパー夢壊しタイム(笑)
演義と正史の相違などを語っていただけるコーナーです。
私はそもそも夢なんて見てないんで(笑)、純粋に面白いんですけどね♪
赤壁の戦いの記述が超あっさりしている話は、レッドクリフ辺りから入った方にはショックすぎると思いました(笑)
東南の風とか連環の計とかも出てこないし、そもそもあんな戦いがあったのかも怪しい、と。
不利だったし疫病も流行ったから曹操が撤退しました、完。みたいな。
私的には、歴史書の『三国志』は魏を正統としているから、魏が酷い負け方をした記述はあまり残さないような気がしてます。
上の書き方だと、敗戦は疫病蔓延のせいで運が悪かっただけというか、撤退してしかるべきであって、曹操は正しい行動を取ったのだと評価しているようにも聞こえます。
まぁ、どっちにしても映画やドラマみたいなド派手なアクションシーンはなかっただろうなぁ。
あと爆笑したのが「左慈」について。
「左慈」という人物は実在して・・・いるのですがこれまたとんでもない長所をお持ちの人で。
満田先生は、大三国志展の人物紹介を書いた際に「特殊な技能」と濁したそうです。
その、お察しください。
言うなれば古代中国版「加●鷹」って感じですね(笑)
私が自席でこの喩えを小声で言ってたらおくまんさんが全く同じ事言って笑えました(笑)
この件に関しては夢が壊れるどころか夢が膨らm・・・一応真面目な三国志ブログなので大概にします。。
そして何と今回は横山光輝三国志検定スペシャルという事で、検定の問題を作成したライターの呉さんもいらしてました。
実際に関わった方のお話を聞ける機会は貴重ですよね!
しかもイベント終了後に、このブログを読んでいるとお声かけいただいて感激でした!ありがとうございます☆
二次会までご一緒させていただいたのですが、横山三国志に対する情熱や好きな事を仕事にしている方の輝きを感じて、私のモチベーションにもなりましたっ。
毎度ながら、三国志街道後の二次会は熱いんです!
皆さん詳しくて三国志への愛と情熱に溢れる方ばかりなので、忌憚なく話せちゃいます。
呂布は暴虐の徒か純粋戦士(@蒼天/笑)かという議論は面白かったですね~。
武官に関する資料がほんとに無くて、実際の人物に迫れないのが悲しい。
気付いたら5時間も、二次会で休むことなく話してました。
次回の三国志街道は12/23に忘年会らしいです!
サークルのノリらしいです(笑)
公式イベントなのに最近、三国志街道が内輪会のように思えてきた不思議。
どんどん遠慮がなくなっていって申し訳ない・・・です。
都合がついたら参加しようっと♪