前述の記事に関してもうちょっと。
「洛神賦」という作品、元は「感甄賦」というタイトルだったそう。
曹丕にもらった甄氏の枕を使って寝た時に彼女の夢を見て、この賦を作ったというけど…本当かな(笑)
甄氏が夢の中で曹植に愛を伝えたとか。
ちなみに『文選』李善注のものです。
夢落ち…うーん、極端に「こうなったらいいな」とか「こうなったら怖い」という内容が出てきやすそうな気がするけど。
甄氏の気持ちはどうあれ、「洛神賦」のモデルが彼女なら、曹植の想いは本物っぽいですね。
ちなみに、タイトルを変えたのは甄氏の息子…かどうかはちょっと怪しい曹叡。
そりゃそうですよね。現代の感覚からしても、叔父さんが自分のお母さんに惚れててめちゃくちゃ文学的なポエム書きだしたら手が出ますわ。
まさしく禁断愛。
ところで甄氏と曹丕の夫婦仲ってのはどうだったんでしょうかね。
曹丕はやたらと女性目線の恋愛詩うまいけど。
またちょっとその辺も詳しく見ていきたいと思ってます。