曹植系男子(1) (ガンガンコミックスIXA)/ねこクラゲ
¥600
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萌えすぎて言葉にならず、書くのが遅れたのはここだけの話です。

22日に発売になった『曹植系男子』、時折ネットのほうでも拝見していたのですが、どうしても見逃してしまった回がちらほらあるので、単行本でまとめて入手できて嬉しい限り。

曹兄弟のちょっとしたエピソードなんかを知っておくと、さりげなく出てくるので楽しいですね。

漫画だから無理矢理キャラが立ってるんじゃなくて、本当に漫画みたいな兄弟だから凄い。
優等生の長男、体育会系の次男、文化系の三男、病弱な四男…よくもまぁ同じ親から生まれたもんです。

何晏のナルシーっぷりが個人的に大好きです。

よく見ると、鏡見てうっとりしてるコマがある…!

平和な乱世wと思いきや、曹昂のエピソードも描かれてるし…ちょっとうるっときました。

番外編では「闘鶏」「芙蓉池作」「公讌」「七歩詩」といった実際の詩(七歩詩は曹植の作とは違いますが、兄弟を語る上で最重要ですよね)が使われてました!

液晶をずっとガン見していると酔う体質なので、ネットで見た時は七歩詩以外気付かなかった。。

「芙蓉池作」と「公讌」が同じ書簡に並べて書かれていたのが、曹兄弟仲良し推奨派にはキュン(笑)

もちろん、曹植は保身のために発表する文では兄を立てた、と考えるのが普通なのは分かってますが。

あと、この詩詠んだ時はもう結構な歳(24歳と19歳のはず)だったのも分かってますがw

それでも、「千秋」と「百年」の対比がたまらなく好きなのです。

そういえば、「闘鶏」についてこのブログで扱ったことなかったなぁ。

手元にある曹植の詩集にも入ってるから、考察したいところ。


ところで、あの叡ちゃんが将来、「曹植お前いくら母上が好きだからって『感甄賦』はねーわ、改題しろ」とか言うようになるのか…(笑)