映画「三国志英傑伝 関羽 THE LOST BLADESMAN」
http://www.sangokushi-kanu.com/
ヒューマントラストシネマ有楽町にて、見てきました!
先着順のファイルもGET♪
上映劇場が少ないのもあるかもだけど、私が行った時はもう数ヶ所しか座席が残ってなくて。
チケット買って少し近くのマルイとかで遊んでいたら、戻る頃には完売していました。危なー。
まだ公開になったばかりなので、ネタバレが嫌な方は今回は閲覧をお控えになった方がいい…かも?
念のため、ちょっと下げます。
印象に残った言葉は献帝の「曹操は皇帝にはならぬ、皇帝は天下を変えられぬ、力が天下を変える」(だったかな?そんな内容ですがうろ覚え)ですね。
1800年後の今の時代だからこそ響くのかもしれないけど、曹操が皇帝に「なれなかった」ではなく「ならなかった」説を支持する側としては「言ったな~」と。
帝が「立て」って言っても誰も立たないのに、曹操が言えばみんな従うなんていうシーンもあって、傀儡政権の様子を仄めかしていたし。
一瞬、え、じゃあ曹丕は?とか思ってしまったのですが、「皇帝であること」だけでは変えられないって解釈にすれば、曹丕ファンの私も安心です(笑)力のある皇帝ならノープロブレムですね、ザ・プラス思考(笑)
実際、統一はできなかったけれど、短命だったのがかなーりネックだと思うし。生きてたらどうなってたんでしょうね。
それと、許チョと曹操の息子二人が綱引きをして遊ぶシーンがあったんだけど、あの息子誰でしょう(笑)
曹丕はもっと大きいし。
それを分かっていながら、曹丕と曹植だったら激萌える無双!!とかくだらない妄想がよぎったのは内緒。
年齢的に小学生くらいの子役だったから、どっちかは曹彪(官渡らへんだから5歳?)かなとか勝手に邪推してます。
ん?ていうか何で関羽の映画の感想の初っ端が曹家の話ばっかりなんだ、おかしいな。
関羽と劉備の奥方様が淡い恋仲にあるっていうのは何か…さすが映画、と(笑)
個人的にはラスト、文字で終わらせないで麦城の奮闘まで見たかったなー。何分増しになるかわからないけど(笑)。
あと、無双とかのキャラデザみたいにハイパーロング髯じゃないのがかえってリアリティーあって良かったです。
生真面目な性格もうまく描いてましたね。
献帝が武装して関羽の命を狙うとか、曹操が献帝に対して「天下を取った後、こいつを殺す」と言い放つとか、ヒヤヒヤする場面もありましたが、王朝と武将のアレコレを描いてくれてるというのも、これはこれで面白かったです。
個人的には、曹操は帝を殺そうとは思ってなかったんじゃないかなーと考えてますが。。
自分自身はあくまで漢の臣で在りたかったのでは。
曹丕の禅譲後も命は助かってるし、それどころかちゃんと生活保証されてるし。
禅譲して、ふつうの人になれたーって悠々してる献帝がいいなぁ。
でも、レッドクリフ(特にパート1)の時みたいに、曹操が小物感ドロドロの悪役にされてなくて胸を撫で下ろした次第です……って結局曹家を語ってしまうっていうね(苦笑)