一番ベタな質問で、私も何度か訊かれてるんですけども、毎回返答に困るんですよね。
たぶん、多くの三国志クラスタは「横山三国志!」とか「吉川三国志!」とか「コーエー三國志!」とか「三國無双!」とか一言で答えられると思うのですが。
私は比較的熱しにくいほうなので、煙草の不始末みたいにじわじわハマっていって気付けば大火事になっていたタイプなんです(笑)
事の発端は高校二年生の時。何年前かは忘れた。
世界史の熱血先生に、テストの10点分で感想書かせるから読めと言われた司馬遼太郎『項羽と劉邦』が初めて中国史に触れたきっかけでした。
バカヤンキーバンギャルビッチだった私は最初は、難しそー読めなさそーと思ってたんですが、読み始めたら凄絶な世界観が斬新で引き込まれちゃって。
そこから中国史が好きになって、高校三年生の世界史受験クラスの授業で初めて「三国志」という単語を耳にしました。
と言っても授業で扱うのなんて黄巾とか赤壁とか、魏呉蜀のそれぞれの都が洛陽、建業、成都でしたーってくらいで終わり、「この辺は好きな人は好きだと思います」と簡単にまとめられてました。
ふーん、突き詰めれば面白いのか。とちょっと思ったくらいで、一年の月日が経ちます。
大学一年の冬、DVD観たいって言って戴いたっきりのPS2で何かゲームでもしてみんとし、ブッ●オフの100円ワゴンを覗く。
これがまた運命の出会いでした。
三國無双2を見つけて、先生の言葉を思い出したんですよ。
パッケージ裏の絵も煌びやかで何か良いなってなり、そもそもゲーム自体10年ぶりくらいにやりました。
最初に使ったのは周瑜。授業の赤壁の戦いのとこで名前だけ覚えてたのとイケメンだったから(笑)
ただ私、未だにそうですがアクションが破滅的に下手。
3ステージ目くらいで詰んだんですよね(…)
で、何処に転んだかと言うとコーエーから出てるラノベ風の周瑜伝(笑)
それから、吉川三国志、北方三国志と続き、吉川曹操が素敵すぎて気付けば魏民に。
ちなみに詰んだ無双2は、張コウでプレイしたらクリアできました。何故か。
曹丕が好きになったのはだいぶ後です。大学三年くらい。
こんなだから、どこで区切って「三国志好きになった」と言うべきか分からんのです。
便宜上、無双からって言うことも多いのですが。
ちなみに、最近になって発掘された高校時代の問題集に「曹丕 九品官人法」とメモ書きを発見した時は何か変な声出ましたw