新年明けてました。もう24日ですが今年も宜しくお願い申し上げます。





相変わらず三国志、特に曹丕が好きで好きでたまらない私です。
せっかくこんな画像を作ったので、新年一回目のブログは軽く色々な作品の曹丕の描かれ方考察をしてみようと思います。
ええ、実に狂気を感じますね。歴史上の人物じゃなく現代の人物でやったら完全にストーカー認定ですねw好きになる相手が歴史の中の人で本当に良かったですw
さまざまな漫画、ゲーム、アニメ等から出来る限りの曹丕を集めてみました。総勢22名。

※三國無双や三国志大戦などシリーズものは同作品で1とカウント
※実写は役者さんのイメージも強く、描かれ方からは少し脱線するので除外
※女体化、パロディ除外
※ソーシャルゲーム系、ネトゲ系は多すぎてよくわからない
※一枚絵(諏訪原さんのとか長野さんのとか)および未視聴の場合は勝手ながら表情や雰囲気で判断

といった私が法律の謎の基準でまいります。
曹丕って作品によってパターンが大きく分類されると思うんです。

1.演義イメージの弟いびり陰険系
2.性格に癖はあるが憎めない系
3.文帝の諡に恥じないクール優等生系

1は言わずもがな七歩詩みたいな曹植との対立エピソードが描かれたり、基本演義準拠の作品(ex:横山三国志、人形劇三国志 等)に多いですね。
とか、キャラクターが多くてメイン群じゃないとそういう説明だけで済まされることもあるかも。SLGは難しくて途中で断念してしまったのですが、SLG準拠のソーシャルゲーム「100万人の三国志」の曹丕の台詞を見てる限りだとこっちでした。他にもブラウザ三国志などやはり武将が多いソーシャルゲーム系に多いかな。
また、諏訪原さんの絵も背景が暗かったり、新星出版の「徹底図解 三国志」ではこの絵とともに「苛烈な二代目」「弟との争い」「酷薄な性格」というキーワードが目立つ解説文が載っている辺り、この分類かもしれません。ちなみにこの絵に一目惚れをして上述の本を買いました(笑)

2は、主役もしくはそれに準ずるメインキャラ群に入っている場合に多い気がします。(ex.建安マエストロ、曹植系男子、三国志ジョーカー、しばちゅうさん 等)個人的にこの絶妙な塩梅の曹丕がいちばん好きなので、知らず知らずに目についているからかもしれませんけど。
1と比較するとあれですかね、曹丕ってちょっと深入りすると憎めない面がぽろぽろと見えてくるってことなんですかね(笑)
あと、小説ですが私は北方三国志の曹丕も相当好きで、異色ですが彼もこの分類かと思います。甄皇后への愛に踊らされる悲しいサディスティック描写が何度読んでも鳥肌で文庫本10巻は神巻だと信じてやみません。この人やべぇ…ってなった後にきゅんっと胸を締め付けられる共感や同情にも似た堪らない気持ちが憎めない要因かな、と。

3は、2との境界線が難しいものもありますが、とにかく曹操と並んで格好いいもの(ex.蒼天航路、長野さん絵もこっちかな)や、デザインからして正にストレートに女性人気を狙いうちしたもの(ex.三國無双、鋼鉄三国志、三国志大戦 等)が目立ちますね。
鋼鉄三国志に曹丕出てたっけ?と思った方はDVD9巻を参照してください(笑)孫権との同盟シーンがあります。
コーエーから出ている「三国志トゥルーエピソード」のも好きですね。まだパッとしない若者だった曹丕が甄皇后に出会って彼女を守るために立ち上がる様子が。三国志を知ったばかりの頃に読んだので、その後の夫婦の末路を知った時は固まりましたが…。

と、かなりざっくりなのでもちろんどの作品でも細かく描写が違うわけですが、不思議と、これはイメージがちがーう!と思うものはないんですよね。
どの曹丕も、あ~わかる~wってなる。きっと全部曹丕なんだと思います。
普通に考えたって、ダークサイドもあれば可愛い面も優しい面もあるでしょう、人間だもの。
改めて、どの曹丕も愛してる!!と実感した新年一回目ブログでございました。(ひどいオチ…)
ところで、たまたまかもしれないけど前髪の無い率が異常(笑)