越中&豊田を相手に矢子が新兵器を投入?/志田光会見 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

越中&豊田を相手に矢子が新兵器を投入?/志田光会見


 13日(水)14時より水道橋・闘道館にて志田光が記者会見を開き、2・3新宿大会の全対戦カードを発表。尻神教のメンバーである大鷲透、藤ヶ崎矢子、がばいじいちゃんも出席した。


 まずはじめに、志田はがばいじいちゃんのスパイ疑惑について言及。着席したじいちゃんお年玉を渡された志田は「ありがとう。この年でもらえるなんて!」と喜ぶが、これまでの尋問で吐かなかったことで「恐ろしい対戦相手」として尻神教が雇った執行官・円華を呼び込む。震え出すじいちゃんを見て志田は「どうやらわかっているようですね。こう見えて、笑いながら残酷なことが平気で出来る男なんですよ」。みかんを差し出して場を収めようとするじいちゃんだが志田は認めず、円華とじいちゃんがロシアンルーレットで対決することに。互いに自分の側頭部に銃を当て、何度目かの射撃でじいが風船を破裂させてしまう。志田は「見たか、じい! 尻神様はオマエの悪事をみているぞ」と言い放つと、改めて「スパイ疑惑の真実を暴く試合とさせて頂きます」と位置づけた。








 じいちゃん&円華と入れ替わる形で、大鷲透と藤ヶ崎矢子が登場。越中詩郎&豊田真奈美を迎え撃つ2人は対戦カードに不服を述べる。


 大鷲「私たち2人、教祖様に何か悪いことしましたでしょうか? なんですかこの対戦カードは? なんで拷問みたいなカード組むんですか」
 矢子「そうですよ!」
 志田「この愚か者どもめ。越中さんはおしりで言ったら雲の上の人のようなものですよ。我々のマスター・ヨーダですよ!」
 大鷲「つまり尻仙人ってことですね」
 志田「私がまだ尻神教を発足する前から、私の興行に出て頂いて…見守ってくださってるんですよ。豊田さんはあわよくば尻神教に引き込んでほしいなと思ってます」
 大鷲「そんな壮大なテーマのある試合に、私と矢子さんで大丈夫なんですか? レジェンドのおしり2人に、ただ若いだけのおしりで太刀打ちできるわけないじゃないですか」
 志田「尻神教の生え抜きですから、お二人は」
 矢子「どう見ても罰ゲームですよね、この試合。無理に決まってるじゃないですか。ウチら仲悪いからホントに。チームワークが悪いじゃないですか。(大鷲に向かって)いっつもいっつも失敗ばっかりしてんじゃねぇかよ!」
 大鷲「俺、まあまあ先輩だけど、なんだその口のきき方。どういう教育されてここまで来てんだよ(苦笑)」
 志田「まだそんなケンカしてるんですか」
 大鷲「勝てる要素が何ひとつないですよね矢子さん」
 矢子「まぁ確かに」
 志田「“まぁ確かに”じゃない! あなたにはとっておきの武器があるじゃないですか」
 (矢子がアイアンフィンガーを取り出すが、大鷲が一撃で叩きつぶす)
 大鷲「こんなものがあのレジェンドのおしりに通用するわけない。こんなものは百均で買ってきたアルミホイルを巻いただけで…。こうなったら2月3日までにスーパー・アイアンフィンガーを作って、レジェンドのおしりにぶち込んでやりましょうよ、矢子さん」
 矢子「…はい。ちょっと自分も何かしらのことを考えます。どう通用するか研究していきたいと思います」
 大鷲「めっちゃ不安だ」
 志田「スーパー・アイアンフィンガーをぜひ越中さんに見せつけてください。そして豊田真奈美を尻神教に引っ張りこんでください」
 大鷲「わかりました。頑張りましょう、矢子さん」
 矢子「……」


 改めて全対戦カードを発表した志田だが、大会の終了時間を気にして「6試合はダメです。もう延長料は払えません」と、がばいじいちゃんvs円華と救世忍者乱丸vs松本浩代を同時進行のシングルマッチとして行なうこと、レフェリーも2人用意することを決定する。最後に5人で成功を祈願して会見が終了。その後、円華を呼び止めた志田は札束らしき物を手渡して「いいですか。この試合をがばいじいちゃんのスパイ疑惑の真実を絶対に暴いてください。何をしてもかまいません。再起不能にしても…」。


▼じいちゃんからのお年玉の中身は現金ではなかった。