「何度も死のうともしました」

 

 
コンティニューズの3日目の本当に残り4分間の間に、ゆづはこう告白しました。
 
 
この日の公演、その場にいて、本当に衝撃的で、私は「えっ」ていう叫びに似た声が出るとともに涙がブワッと溢れました( ; ; )
 
今までもずっとどこか命を削って生きてる人、ということは感じてきてました。
 
そういうところに強烈に私は惹かれたんだとも思います。
 

 
 
 
ずっと何かを言いたそうで、ずっと言いたくてたまらなそう、、、、やっとやっと振り絞って出した言葉でしたよね。。。
 
 
 
私はアリーナ席のショートサイド、バックステージ側に座っていて、この告白をした結弦くんの姿は、私から見ると横を向いた姿でした。
 
白いシャツの衣装姿で話す結弦くんは、本当に細くて、細くて、、、、ほっそりとしたか弱そうな小さな少年のように見えました。
滝のように汗をかいていて、本当に体から全てを絞り出しているように見えて、
 
ずっとずっと抱えていた想いを、吐露してくれたんだと思いました。
 
 
 
平昌オリンピックで、金メダルを取った直後、彼をとにかく攻撃することが生き甲斐のようになっている、アンチと呼ばれる人たちが大変活発になってました。
 
意地悪なものの見方をする、某映画監督のくだらない記事も出たりしました。
 
国民栄誉賞をとるかもしれないと取り沙汰されると、それにつまらない苦言を呈する有名人が出たりもしました。
 
 
あんな偉業を、命がけで成し遂げたのに、何かしら言われる。
 

 
 
今後もそういう声はきえないだろう、むしろ大きくなるのだろう。
 
それはオリンピック直後の会見でも、ゆづが、そう話してました( ; ; )
 
 
「嫌われたくない」
 
「今幸せだから、これから不幸が沢山起こるんだろうけれど、、」
 
 
あんな、輝かしい、もっと喜んで喜んでいい席での言葉。
 
 
 
二連覇のオリンピックチャンピオンが現役を続ければ、1位以外は負け。
 
いろんなことでたたかれるだろう、
 
その時自分は心を保てるのか?
 
その葛藤と不安が本当に大きかったんだろうと思いました。
 
 
コンティニューズは、3日間通ったのですが、毎日そうしたことを、ジョニーに聞いたり、プル様に聞いたりしていたし、また、そうした話題を話そうとする彼がいました( ; ; )
 
 
「週刊誌の問題があったときに、どうして僕生きてるんだろうって何回も死のうともしました。」
 
 
何回も
 
死のうと「思った」んじゃなくて、
 
死のうと「した」
 
と彼は言いました。
 
 
その週刊誌は、今もなお、捏造した記事の続きを書いていて、あたかも本当の事のように書いている。
 
彼が死のうと悩み苦しんだほどの内容の記事が、現在進行形で報道され、
 
さらにそこから新たな捏造記事が、ロシアから移籍してくる女子選手がモデルで書かれている。
デタラメで、下世話な記事をまことしやかに書き続けられてる。
 
 
死のうと思うほどの心の苦しみってどんなもの?( ; ; )
 
 
気にしすぎだ、、、と、彼を諭そうとするのは簡単。
 
 
きちんとした、優しい、心が安定した人ほど、こんな言葉を言ってしまったりするのかもしれないですよね。。。
 
 
でも、、、気にしすぎなんだと割り切れるなら死のうとなんて思わないのだと思うのです。
 
週刊誌報道のせいで、実害もかなりあったのかもしれない。
 
実際、かなりひどい取材のされ方だったようだし、、、( ; ; )
 
 
彼がいう捨てざるを得なかった幸せがあったのかもしれない。
 
週刊誌のずっと以前から彼は心無い人たちから、ひどいバッシングを受けてきました。
 
高校生の頃から、
 
被災した傷の上に、さらに、才能がありすぎるが故に受けた妬み、憎悪の声。
 
思春期に受けた心の傷がどれほど深いか、
 
普通に考えたら、それは相当なものだったろうと推し量るのは容易でしょう( ; ; )
 
 
文字で受けた攻撃の恐ろしさって、私も少しはわかるから、それを不特定多数から、かなり過激な言葉で攻撃されたら、それは確実に深い心の傷になり、トラウマになってしまうことも、想像できます( ; ; )
 
 
ゆづの心は奥の奥が傷だらけなんだと思う。。。
 
だからこそ、人の痛みがわかるし、本当に優しい人なんだと思う。
 
だからこそ、傷ついてる人や弱い人に心から寄り添うことができるんだと思う。
 

 
 
だからこそ、あんなに美しく、人の感情に訴えかける表現が、スケートでできるんだと思う。
 
 

 
 
だからこそ、今も、何か書かれれば、すぐにその傷が疼いて、夜も眠れないのかもしれない。
 
 
自分の為に、誰かに迷惑をかけたりすることが怖くてたまらないのかもしれない。
 
 
だからもう書かれたくない。
 
書かれるような写真は撮られたくない。
 

「僕は(彼女の移籍に関して)全く関与していません。僕が知らない世界の羽生結弦がいるんだなとおもいました。」
 
と、自分から切り出して否定する言葉を伝えたゆづ。
 
 
あのような対応するゆづ、見たことないよね( ; ; )
タイミング、、、きっととてもよくなかったよね。。。


 
 

「あんまり喋ってないよね」といってたのも、少し慎重になってるのかな。
MayJ.さんが話してくれているように、ショー全体をしっかりまとめるために、たくさん裏方にかかわって勉強しているので忙しいのかもしれないけれどね。
 
 
現地では、メディアの張り付きが厳しいみたいで、
沢山の目線が、虎視眈々と何か書こう、何か撮ろう、とねらってる。
 
 
そういうものと戦いながら、
 
ひたすら自分を応援してくれるファンのために、そしてショーに携わる人々のために、ショーを成功させようと全力で打ち込んでいるんだよね。
 
 


なんでこんなこと書こうかなと思ったかというと、
 
 
正論を振りかざす人ほど、実は人を傷つけてるということを言いたかったんだ。
 
 
ゆづはSNSや報道のいうことを気にしすぎだ、という声が聞こえたから。
 
気にしすぎ、、、
 
だから長くマイク持たせちゃいけないんだよーなんて、あのコンティニューズの直後におちゃらけて話すファンの人もいた。私はとてもおちゃらけて話すなんてできなかった( ; ; )
 
いろんなファンの人がいるし、いろんな考え方の人がいて、暗いもの、汚いもの、つまらないものには目をやらずにスルーが一番というスタンスの人もいるでしょう。
 
 
私は、それは嫌なんだ( ; ; )
 
 
私が彼に何かできるわけじゃない。
 
遠くから見守ることしかできない。
 
でも、彼の心の傷を推し量って、その気持ちに寄り添っていたいのです。理解なんてできるわけないのだけど、彼が気にしていることを丸ごと受け止めて、少しでもはげませる方向に声を出していきたいのです。
 
 
決して、間違えても、彼が気にしすぎだとは言いたくないのです。
 
気にしないではいられないくらい、繊細で賢い人なんだと思う。
 
気にしてしまうだけの深い傷を彼は抱えていて、癒える事はないんだと思う。
 
 
癒えないけど、その傷と付き合って、胸を張って生きていこうと、そう決心してるからこそ、今の彼がいるんだと思います。
 
 
 
ボストンのワールドの時、
 
ゆづのファンの一部から、彼は神経質になりすぎだという声が沢山あった。
 
そして、問題があった相手選手を擁護する声が沢山あった。ゆづのファンの間からも。
 
 

 
 
どうしてファンなのに、彼を信じないのか?
 
彼が感じた事、訴えていた事、どうして信じないのか?
 
2位になった後、そのことで、国内からも海外からも彼への批判記事が出ていた。
 
翻訳が得意なある友人は、翻訳したくない記事が多すぎて、紹介できないと言っていた。
 
 
自分が味方だと思ってた人から、手のひらを返され、責められることほど堪えるものはないのよね。。
 
それでもう、当時、辛すぎて、ブログが書けなくなった。
いろんな情報が入れば入るほど、辛くなってしまった( ; ; )何を書けばいいんだろうって。
 
 
平昌まで、頑張って書き続けて、世界の片隅のブログとして応援の声をあげていきたいと思ってたのに、簡単に挫折した自分がいました。
 
 
ずっと書けなくなってしまったことを後悔してた。
そんな辛い時期だからこそ、彼を励ます声として記事を書き続けられなかったんだろうかと、ずっと思ってた。
 
 
コンティニューズのあの言葉が、あの気持ちを振り絞って話していた姿が、ずっと心に残ってる。
 
ほっそりとした青年が、眩しいスポットライトを浴びて、声を振り絞る姿がとても痛々しくて、悲しかった。
そしてとっても愛おしかった( ; ; )
 
自分の凱旋ショーなのに、ゲストを讃え、自分の心の傷をさらけ出す場にした、ゆづ。
 
 
どうかもう、傷つかないでほしい。
心無い報道は無くなって欲しい。
彼を本当に理解する友人がそばにいてほしい。
 
ただただ、それを祈りたい、、、
 
 
 
 
でも、そんなゆづだから、大好きなんだ。
 
その繊細で壊れやすい綺麗な心と、真面目で、命がけの生き様が、大好きなんだ。
 
 

 
私がゆづに完堕ちした瞬間、、、( ; ; )
 
ハラハラして、放って置けない( ; ; )
 
 
でもね、ゆづは大丈夫だよね。
 
「今は生きていて良かったなって思ってる」って言ってくれたから( ; ; )平昌のフリー直後のインタビューでも、コンティニューズのときも。
 
 
パレードの挨拶の時も、「これからも生きていきます」って言ってくれたね( ; ; )
スピーチ聞いて、私泣きました( ; ; )
 

「この喜びとか、また今見える風景、そして皆さんがこうして応援してくださる声とか、気持ちとか、そう言うものをずっと胸に刻んで、これからも生きていきたいと思います」
 
 
。・゜・(ノД`)・゜・。
 
 
心が強いわけではない。
でも、心を強くするための努力を人の何十倍もしてきた彼だから。
 

「何も不安要素はないです」
 
 
 
 
 

 
「どうしてこんなに泣けるんだろう」
グリーンルームで思わずそう言って、その後も涙が止まらなくて止まらなくて困ってたね( ; ; )
 
 
心を強くしようと自分を信じようと本当に本当にギリギリのところで頑張っていたんだ。
 
 
だからこれからも、ゆづは本当に、大丈夫だと信じてるけど、でも、心はいっぱい傷ついて悩んでいるんだってことは心に留めておきたい。
 
 
 
どんな報道がでても、周囲が彼の写真で何か言おうと、ゆづの言葉や行動を信じてるから。
 
 
ゆづのそのままの姿を応援してるからね。
どんなゆづも、素敵だよ。大好きだよ。
 

 ゆづ〜!!生きていてくれて、本当にありがとう〜〜。・°°・(>_<)・°°・。*・゜゚・*:.。..。.:*:.。. .。.:*・゜゚・*


今度は長野で☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
 
ゆづが今日も幸せでいてくれますように。。。
 
 
 
おやすみなさい☆
 
一ファンの戯言でした。
 
 
 
読んでくださりありがとうございます。
 
Rin☆