【音楽のもつ力】音楽教室で身につく、今の時代に大切なもの

 

こんにちは。萩原恵美です!

 

 

当音楽教室では、クラシック音楽をベースとした各種楽器のレッスンを行なっています。

 

 

「レッスンは出来たのにな...」「昨日はできなかったけど、今日はできたぞ!」「あれ、まただめだ」「と思ったら、だんだん上達してきた!」そんな風に、自身の研鑽の過程に一喜一憂しながらも、ふと練習の軌跡を振り返れば、習い始めた頃からできることが増え、表現の幅がぐっっと増えている。それだけで素直に「嬉しい」「楽しい」と思える。それが音楽教室での習い事の魅力の一つだと思います。

 

 
みなさんは、学生の頃あった文化祭や運動会にどんな思い出がありますか?
私は兎角運動音痴でしたので、これといって勝負に貢献した記憶はないのですが、
放送部でしたので、どの場面でどの曲を使うと盛り上がるか、
リレーでどんなふうに実況したら楽しんでもらえるか、
そんな事を考えながら運動会を心から楽しんでいました。
 
文化祭といえば、私の出番とばかりに、
中学高校、どちらも劇の演出をしたりキャストをしたりと、
どちらかといえば中心的な存在で参加していました。
 
こういった運動会や文化祭の何が良いって、1番は
「さまざまな思いや考え方は違えども、その大勢の人が同じ物、事に熱中し、向き合い、挑む姿勢。」
にあると感じています。
そのことから生まれるエネルギーをお客さまが観劇して(学校だったら保護者が応援したりして)、
その場が一体となって生まれる、言葉にできない空気が生まれること、に尽きると思うのです。
 
 
そういった経験は、デジタルの世界では、100%生まれません。
私は科学者ではありませんから、正解はわかりませんが、
あの会場や一体とって生まれ出る空気は、
人間の身体から微かに出ている電気が、同じような感情というデータとともに、
ググッと集まって出来上がっているような気がするのです。
 
 
音楽は、「感情」を伝えることしかできません。
もちろん、オペラや声楽曲には歌詞がありますから、そのまま情景も伝えられますが、
器楽曲には歌詞はなく、そこには聞き手と弾き手の「感情」の融合しかないのです。
曲を聞き、どのような感情になるかは人それぞれであるけれど、
なぜかその演奏を聞き、それぞれの人が感じる「感情」が渦巻いて、
えも言えぬ空気を作り出すのです。
 
 
そういった経験をしたり、体得するには、
もうそりゃ、私の考えですれけども、
「音楽」が最も優れている、と思うのです。
こういった空気を感じ取ったり、共有する心の感度が備わっている状態を
「感受性がよい」というのだと、私なりに理解しています。
 
 
 
絵画にしても音楽にしても、
メッセージや感情が非常にダイレクトに伝わります。
あまり我が子を取り上げるのは、と思いますが、
シューベルトもピカソもしらない、もうすぐ4歳と2歳になる息子たちに、
はじめて「魔王」を聞かせたときは、
こわいと言い、すぐに音楽を消していました。
ピカソの反戦を描いた絵を見て「もう見たくない」と本を閉じていました。
くるみ割り人形を聞けば「なにこれ!おもしろい!」と最後まで、踊って聞いていました。
これが実際にホールや美術館で見ていたら、
どんな反応だったろうかと思うのです。
 
子どもは感受性だけで生きています。
嬉しければ飛び跳ね、笑い、
悲しければ泣き叫びます(笑)
こういった実体験や、
感受性を表に出す機会に恵まれないまま成長すれば、
もちろん、感受性は薄れていきます。
 
 
未来を見据えたとき、
子どもに、どんな大人になっていてほしいですか?
もちろん、子ども自身の人生ですから、
どう生きるかは子ども自身が決めたらいいと思います。
ただ私は親として、
せっかくこの地球に生まれたのだから、
地球にいるひとが幸せになれるような、
小さくても大きくても、
そんな気持ちと行動力を持った大人になってほしいなと、
こっそり思っています。
エジソンやアインシュタインのような
世紀の大発見!なんてだいそれたことじゃなくていいんです(笑)
 
 
 
話を戻しますが、、、
今の音楽教室では、「技術を身につける」ことに重きをおきがちですが、
何のために「音楽」をわざわざ習うのか、ということを、
少し本質的に考えてみていただきたいのです。
 
 
 
クラシック音楽はその長い歴史をみても、
政治的メッセージを持っていたり
何か革命を起こす時、国が独立するときなど、非常に重要な役割を果たしてきました。
それは「感情」を共有することのできる、1番優れたツールであるからです。
 
 
 
そういった、感情やメッセージ、
自身が何かを変えていくんだという、強い創造的な力。
そういったものを本質的に思考できるようになって初めて、
クラシック音楽を学ぶ意味というものを感じます。
 
 
まぁ、ここまでいくと、ちょっとオタクっぽいですが笑
 
 
このデジタル化した社会で、そしてコロナ禍もあり、
ただでさえ需要の極小なクラシック音楽なんて、
社会の流れに反比例しているのだろうな、と心底感じています。
 
 
 
頭を捻り続けていますが、本当に難問です。
いつも、ひねってひねって、でもダメで、もうやめてしまおうか、と思うことも
うん千回とあるわけですけれども、
それでも、あの会場で生まれる空気に触れてしまうと
「ああ、このためにやっているんだよな」って、
また、頑張っちゃうんですよね。
 
 
 
泥沼ですグラサングラサングラサン
 
 
 
 
お〜しまい
 
 

 

 


 

 

 

音楽で社会にイノベーションを

当音楽教室では、

生徒様と、音楽を社会で活かす活動を行っています。

 

音楽を楽しみ、技術を磨かれる全ての方が

生の音楽を聴いて、弾いて、歌って、演じて、

どんどん笑顔の輪が広がればいいなと

心から願い、活動しております😊

 

 

 

 

\生徒様の声から誕生した活動/

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VIVA OPERA ビバオペラ

「観るオペラから、演じるオペラへ」 

アマチュアからプロまで 

年齢、性別、経験問わず、同じ舞台でオペラ公演を開催しています!

 

当音楽教室の生徒様でなくとも入団いただけます😊

 

稽古の見学は随時受け付けております。

ビバオペラHP 

 

 

 

 

 

まちのアトリエリスタ

生徒様の声から生まれたボランティア団体です。

保育施設などで演奏し、

子どもたちに生の音楽と笑顔を届けています♪

 

他教室の生徒様でもメンバーとして活動いただけます!

 

詳しくはコチラ   

 

 

 

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入会前の無料相談も受け付けております。

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萩原恵美 プロフィール

 

 

 

 

これまで保育園、小学校、高校、芸術大学の講師を歴任。

0歳から大人まで発達段階に応じたレッスン方法を確立。

これまで延べ1000人以上の生徒を指導。

 

日本でも珍しいソプラノ歌手、チェリストの二刀流でプレイヤーとして活躍し、

コンサートプロデューサーとしても数々のイベントを企画運営している。

そのノウハウをつかって「生徒さんと音楽を使って社会にイノベーションを」と、

滋賀県内で生徒さんによる音楽活動やイベントを開催している。

 

 


 

 

音楽教室について
入会金 7000円
体験レッスン 3000円(30分)
 
ピアノコース(月3回 曜日・時間固定)
30分7500円 45分12000円 60分15000円
 
チェロ・声楽コース(月3回 曜日・時間固定)
30分10000円 45分13000円 60分17500円
 
単発レッスン(日時都度相談)
30分3500円 45分4500円 60分6000円
 
 
音大・音高受験 特別講師については要問合せ

当教室へは、滋賀県は大津市、草津市、守山市、高島市、京都府は京都市、向日市、長岡京市、大阪からは吹田市、高槻市、大阪市から、

生徒様がお越しくださっています。

 

 

▶︎アクセス

JR大津京駅・京阪大津京駅から徒歩15分 バス5分

ブランチ大津京から徒歩すぐの自宅教室です。

詳しい住所は体験レッスンにお越しになる際にお伝えいたします。

 

 

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