【大津市 音楽教室】動物学校のお話。一人一人の個性や好きを伸ばす。

 

こんにちは。萩原恵美です!

 

 

当音楽教室では、クラシック音楽をベースとした各種楽器のレッスンを行なっています。

 

 

「レッスンは出来たのにな...」「昨日はできなかったけど、今日はできたぞ!」「あれ、まただめだ」「と思ったら、だんだん上達してきた!」そんな風に、自身の研鑽の過程に一喜一憂しながらも、ふと練習の軌跡を振り返れば、習い始めた頃からできることが増え、表現の幅がぐっっと増えている。それだけで素直に「嬉しい」「楽しい」と思える。それが音楽教室での習い事の魅力の一つだと思います。

 

 

 

今日は「動物学校」のお話をご紹介します。

 

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昔々、動物たちは「新しい世界」のさまざまな問題を解決するために、

 何か勇敢なことをしなければならないと考え、学校をつくりました。

学校では、かけっこ、木登り、水泳、飛行を教えることになりました。

学校の運営を円滑にするために、どの動物も全部の科目を学ことになりました。

 

アヒルは、水泳の成績は抜群で、先生よりも上手に泳げるくらいでした。

飛ぶこともまずまずの成績でしたが、かけっこは苦手です。

かけっこの成績が悪いので、放課後もかけっこの練習をしなければなりませんでした。

水泳の授業中もかけっこの練習をさせられました。

そうしているうちに、水かきがすり減ってきて、水泳の成績が平均点まで下がってしまいました。

学校では平均点ならば問題ないので、アヒルの水泳の成績が落ちたことは、

アヒル本人以外は、誰も気にかけませんでした。

 

ウサギは、かけっこはクラスでクラスでトップでした。

ところが水泳が苦手で居残りさせられているうちに、すっかり神経がまいってしまいました。

 

リスは木登りの成績が優秀だったのですが、飛行の授業で、木の上からではなく

地上から飛べと先生に言われて、ストレスがたまってしまいました。

練習のしすぎでヘトヘトになり、肉離れを起こし、木登りの成績はCになり、かけっこもDに落ちたのです。

 

ワシは問題児で、厳しく指導しなければなりませんでした。

木登りの授業では、どの動物よりも早く上まで行けるのですが、

決められた登り方ではなく、自分のやり方で登ってしまうのです。

 

学年末には、泳ぎが得意で、かけっこ、木登り、飛行もそこそこという,

少々風変わりなウナギが一番高い平均点をとり、卒業生総代に選ばれました。

 

学校側が穴掘りを授業に採用しなかったので、プレーリードッグたちは登校拒否になり、

その親たちは税金を納めようとしませんでした。

プレーリードッグの親は子どもに穴掘りを教えてくれるようアナグマに頼み、

その後、タヌキたちと一緒に私立学校を設立して、成功を収めました。

 

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これは大ブームにもなった「7つの習慣」という本の中で紹介された,

「動物学校」という本のお話。

日本語訳での出版はされていないみたい。

 

 

教育業を生業としてきた先生としての私,そして2児の母としても,

とても刺さるお話です。

 

 

動物学校は「それぞれの特性」を見極めて育てる大切さを説いていますが,

今日は,男の子・女の子という,大きな括りで書いてみたいと思います。

女の子でも男の子でも,個々によって性格は様々ですから,もちろんそれに寄り添うのですが,

その前段階の男女の違いも大きいし,とてもわかりやすいので,書いてみますねニコニコ

 

 

この仕事をしていると,

「お子さんも音楽を始められましたか?」という質問をいただきます。

確かに,親心としては,趣味程度でいいからやってくれたら楽しいかな〜,とは思います。

特に次男は,もしかしたら何か楽器を本格的にする性格かな〜?という気配もありますが,

本人たち良く観察していると,

いわゆる,これまでの「ピアノのレッスン」のようなものを,

今やっても意味を持たないと判断しています。

それよりも,たくさんコンサートに連れて行ったり,美術館に行ったりして,

「体験する」「触れる」ということに,時間とお金を使おうと。

うちの子の場合は,親が「やれちゃってる」から,

多少できても「できない」と思いやすい環境になってしまう。

親が褒めても「お母さんはもっとできるじゃないか」とわかってしまっているので,

習い事としてスタートするよりも,「自分がやるぞ」という意思を持たないことには,

なかなか難しいところがあるだろうなと思っています。

 

特に男の子なので,「お母さんに褒められたい」ので笑,

余計にデリケート。

 

 

指揮者になりたいらしい長男は,

指揮棒を持って,「練習するわ〜!」と,指揮者のように両手を,それらしく振っていますが,

「指揮者になるには,ピアノは絶対やらないとダメだんだよ」と伝えると,

「わかったから,もう言わないで〜」とピアノをするのは嫌らしい。

だよね。そうなるよね〜〜〜。

 

 

4歳半になれば,キチっと系のレッスンに通わせて,

半泣きにさせながら親が練習させれば,絶対弾けるようになりますニヤリ

が,そのやり方で,真っ直ぐ育った男子(女の子はなんとかなる場合も多々あり)を,

私はこのかた,一度も見たことありません。

嫌になって教室を飛び出すか,萎縮するか,ロボットモードになって思春期で大爆発するか。

もちろん,どこかで「成功体験」させて,その嫌な思いを昇華させるパターンもあります。

ただ,男の子は,女親が思うより,難しい生き物。(本当はシンプルなだけなんだけど)

女の思考範囲内の「できるだろう」を当てはめても,ろくなことがございません笑い泣き

 

 

男の子(女の子もだけど)が「自分からやろう」と思った時の爆発力は凄まじいもの。

その成長の速さは目を見張ります。

けれど,そのタイミングまで,親がやいやい言っても,ダメ。

もう,絶対ダメ笑 

「なんでなの!?」って思ってしまうけれど,100%ダメなの笑い泣き

 

 

私と息子の愛読書「はじめての伝記」の中に出てくるエジソン君の母にでもなったつもりで,

この子の性格や特徴を理解して進めねば。。。と

精神修行のように,母は接するわけです笑

そう,エジソン君が質問攻撃君だろうと,一日中卵をだき続けて孵化させようとしていても,

そっと,見守りましょうおねがい

うちの息子も何かにハマれば,こちらがどれだけ声をかけようが絶対やめない。

そのことに夢中!誰も止められない笑 

それが夜中の23時を回ろうとして眠い目を擦ってでも続けたい意欲。

それを,こちらの都合で止めてはいけない笑い泣き

「母は明日早いのよ!早く寝ようよ」とか,何か言ってもダメ!

怒ってもね,無駄びっくりマーク無駄どころか,逆効果びっくりマーク

男の子の「ハマる」を邪魔しない。

女の子でもそうだけど,

でも女の子は二つのことを同じにできる器用さもあったりするから,

その違いは,やっぱり,ある。

 

 

レッスンでも,

女の子は,ほとんどの子が,しっかり,真面目に,レッスンを受ける子が多いのですが,

男の子は,興味の持ち方や自分のペースに大きく波があったりして,

レッスンしているこちらの技量が問われるように思います。

女の子に対するレッスンと同様に教えていては,絶対にダメ。

男の子にあった内容,接し方,進め方,があります。

ハマるタイミングが来たら,こっちが止めたくても進んでい来ます。

その時まで,ご機嫌にニコニコと,みまもるような距離感が,

男の子にはいいと実感しています。

 

 

女の子の成長の仕方と,男の子の成長の仕方は全然違う。

体の成長だって男女で違うように,心の成長のスピードだって違う。

これは性差別とかじゃなくて,性差なんだと,もうこれはどうしようもないと思います。

 

 

勝手な私の肌感覚ですが,

男の子の本領発揮するのが,高校,かな。

中学でチョぴっと目覚めて,高校で爆発ってできると,とてもいい感じだなと思っています。

親御さんからすると,超反抗期だったりするかもしれませんが,

教員の立場的には,男の子が超活躍できてグッと成長する時期。

小学校の時は「ちょっと男子〜〜〜ちゃんとして〜」って女子に言われていたやんちゃ君が,

ふとしたきっかけで,リーダーになったり,一致団結して創り上げたり,

本人の意思の上で,本領をメキメキと発揮してくるとき。

リーダーにならずとも,内に燃えたぎるやる気が滲み出てしまう,というパターンも。

多分,そういうタイプの子たちが,世界を変えるんだろうと私は密かに思っているニヤリ

 

 

女の子は比較的わかりやすく,段階を追って成長していく傾向がありますが,

男の子は,とにかく,超長期目線でみる,に限る。

 

 


男の子のママ,ともに頑張りましょうね飛び出すハート

そう,エジソンの母になったつもりでね!

 

 

 

 


 

 

 

音楽で社会にイノベーションを

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生徒様と、音楽を社会で活かす活動を行っています。

 

音楽を楽しみ、技術を磨かれる全ての方が

生の音楽を聴いて、弾いて、歌って、演じて、

どんどん笑顔の輪が広がればいいなと

心から願い、活動しております😊

 

 

 

 

\生徒様の声から誕生した活動/

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VIVA OPERA ビバオペラ

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年齢、性別、経験問わず、同じ舞台でオペラ公演を開催しています!

 

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稽古の見学は随時受け付けております。

ビバオペラHP 

 

 

 

 

 

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萩原恵美 プロフィール

 

 

 

 

これまで保育園、小学校、高校、芸術大学の講師を歴任。

0歳から大人まで発達段階に応じたレッスン方法を確立。

これまで延べ1000人以上の生徒を指導。