いつもありがとうございます。ロルファーのユキです。
またこんな景色見たい！
腹腔鏡手術による子宮全摘をした私ですが
（ここまでについての記事はこちら）
そこに至った経緯はこんな感じです。
20代後半で子宮筋腫を発見。
小さかったし、場所も悪くなく、
その後30代に入ってからの2度の妊娠出産も問題なし。
2人目の産後、
しばらく検査してなかったら大きくなってきていて、年一の定期検診スタート。
そんな中、数年前に子宮頚がんの検診で陽性。
発見時は軽度異形成の手前で
そこから半年に1回の検診スタート。
筋腫も日に日に成長して、
外から触ってもわかるし
存在感も増し、
月経時の出血過多もあったり
生理前にはトイレも近くなったり。
（筋腫が膨張して膀胱を圧迫してた模様）
昨年の検診時に
久し振りに血液検査してみようか、としてみたら
なんと超貧血であることが発覚！！
（わたしはただの体力不足かと思っていた汗）
そこで、レルミナで生理を止めることになり
手術の話題になり、
「先生は手術どう思います？」
と聞いてみたら
「閉経までまだあるから選択肢としてはありだと思う」
ということと、
レルミナを定期的に飲みながら
手術の選択をしない人がどういう人なのか聞いてみたら
「現在のライフステージ的に入院・手術が難しい」
とか
「閉経までなんとかいけそう」
という感じのようで。
ライフステージでいえば、
私はちょうど子供達が小さい大変な時期をちょうど終え、
受験で大変という時期の手前であり、
家族の入退院や通院もちょうどなく（一時期3人ほど続いて大変だった）
介護も始まっていない！！
これは今なのでは？！
ということで、手術を考え紹介していただきました。
以前チラリと書いたように
レルミナを飲み始めてから
更年期症状はあったものの、それ以上にものすごく調子が良くって！！
（周りで話を聞いてみると、薬が合わない人もけっこういる模様。けど、私自身がどれくらい快適だったかというと、この薬を飲み続けることがOKなのであれば、手術せずに薬を飲んでいても良かったくらい。ちなみにこの薬は骨粗鬆症の危険性があるため半年飲んだらお休みを入れなくてはいけないようです）
私の場合は、
下腹部の膨満感みたいなものもなくなり
筋腫もみるみる小さくなって
（それでも最終的に大きかったけど、外からわからないレベルに）
気にしてないつもりだったけど
筋腫の状況が実はけっこう不快だったんだな、
と気付けたんですよねぇ。
それまではそこまでQOLが下がってるとも感じてなかったんだけど。
もう薬を飲み始める前の状態に戻りたくないなぁ、と。
そして、私の場合は、子宮頚がんのリスクもあったから、一石二鳥！！
筋腫が大きかったので、
手術が腹腔鏡でいけるのか、開腹になるのか、
そこはハードルとしてはありましたが
手術する病院での検診なども終え、
腹腔鏡でいけるでしょうとなったのでした。
年末年始を終え、ばたばたと入院して、
手術前日の夜、ふと、
そうか、子宮なくなるんだなぁ、とあらためて。
悲しいとか喪失感とか別になかったけれど
長い年月に渡り毎月頑張ってくれて
2度の妊娠出産も頑張ってくれた私の子宮！
お役御免の時が来たよ！
ありがとう！！さんきゅー！！
…と、手術前日に心の中で伝えたのでした。
いかなる病気も
その病気の名前は同じでも症状は異なるし
身体の状態も異なるし
選択肢も違えば、ライフステージも、
ライフスタイルも違います。
それぞれの人が
今の現状を把握して、
選択肢を知り、
今の自分とこれからの自分にとっての最適解が出せるといいなぁ。
それは病気でなくても！
健康でも！
今の身体の状態、
選択肢、
（選択肢があることを知らない人も多かったりするのです！）
そして、選択肢からの最適解。
大切です。
情報が多過ぎて
選択が難しい昨今ですが、
必要な人に必要な情報が届きますように！
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