今回お世話になったインストラクターのTodd。
彼が
「解剖とは動きをきっていくことだ」
…と言っていました。
ここに○○筋がある、と思って解剖をしていくのではなく
動きを見て、動きと動きの間にメスを入れていく。
からだは、決して解剖学書のようにはなっておらず、
ここに○○筋がある、と思い込んでメスを入れては
本当の解剖にはならないし
からだはそううまくはいかない、ということです。
実際、1つの献体には
広頚筋のある場所に、大胸筋があったりと
予期せぬことの連続。
常に興味を持ちながら、
自分がわかっていることが、本当にわかっているのかに
少し疑問を投げかけながら行うことが
大切なんですね。