こんばんは^^ 椿です。

脳の障害である発達障害や自閉症。
少し遅れて発達するのが最大の特徴だと思います。

自閉症スペクトラムの4歳の息子も、でこぼこした発達です。

文字が大好きで、記憶力も抜群と思いきや、
不器用で自信がなく、何度言ってもトイレはぎりぎりまで我慢(失敗もしょっちゅう)
意味不明な言動を繰り返し、石のように動かない頑固なこだわりもある。

そんな時、タイトルの言葉を思い出します。
以前、セミナーに参加した際の先生の言葉です。

4歳マイナス2歳イコール2歳!
あ、しょうがないか・・・^^;と。

大体、2歳~4歳遅れて発達するそうです。

わたしはこれを聞いた時、とても楽になりました。

勿論、息子のできないことや成長しないことには角が出そうになります。
大声で泣きたくなることもあるし、一人で一泊旅にでたい・・・と思う時もあります。

でも、息子にはできない理由がある。
できないことを、他の同じ年齢のお子さんと比べてもしかたない。と。

逆に、できないことや苦手なことを
【これはマイナス2歳かな?】【これはマイナス3歳かな?】と置き換えることで
冷静になれます。

わたしはよく、息子が赤ちゃんだった時を思い出します。
息子がお腹にいる時、突然母が亡くなりました。
夫の仕事の関係で海外で出産したわたしは、日本から持って行った、
ただ一つの育児本が支えでした。

でも、現実はそんなに甘くない。
育児本とは全く違う現実。
きっとその時から息子の特徴が出ていたのかもしれませんが、
全く気付くことができず、ただただストレスと疲労が積み重なっていく日々でした。

見る度にストレスがたまる本なら捨ててしまえ!と思って、捨てましたが。

わたしはそれ以来、育児書のようなものは手にしていません。
仕事上【定型発達のお子さんはどれくらいできるのでしょうか?】と
聞かれることがありますが、
【お子さんそれぞれなので、今できることを積み重ねて行きましょう】とお答えします。

それが成長する一番の近道だと信じています。