子どももママも未来に希望が持てる家庭療育

おうち療育アドバイザー浜田悦子です。

こんにちは^^

 

 

子どもの「偏食」の時にできる支援とは?


 

先週の土日、オンラインにて

発達グレーゾーン講座を開催しました。

 

たくさんのご参加、ありがとうございました^^

 

 

(代表のミカさんに大好物!ほしいものお土産をいただきました♪)


 

この講座では、

発達障害やグレーゾーンの基礎知識や

子どもを客観的に観察する視点、

子どもとうまくいかないなぁと感じるコミュニケーションなどについて

考えていくことができます。


 

今回の講座では、

偏食」のお悩みが多くあがりました。

 

 

「食」は毎日のことだし、

成長途中の子どもの体を作るものなので

好き嫌いが多いお子さんを持つママにとっては

大きな悩みの種になってしまいますよね。


 

また、

発達障害やグレーゾーンのことを学んでいるママは

お子さんの「感覚過敏」の知識がある場合が多く、

知識があるだけに、子どもの状態とママ自身の対応で

迷ったり、分からなくなったりすることがあるかもしれません。


 

結論から言うと、

「偏食」は「感覚」が影響しているので

なおらないと言われています。


 

でも、偏食だった息子は、

一生手を伸ばさないだろうと思っていた

ほうれん草のお浸しやかぼちゃの煮物も

いまでは食べられるようになりました。


 

わたしは、

何でも好き嫌いなく食べられるようになることが

「良いこと」だとは思っていません。


 

でも、

好き嫌いのある子への対応は

「慣れれば食べられるはず・・・」と

頑張らせることが多いと感じています。

 

 

でも、感覚過敏は

頑張らせても慣れませんので

子どもの「食」に対してイメージが

プラスにもマイナスにもなる、

ということを実感しています。

 

 


 

少し詳しく、お話しします。


 

好き嫌いや偏食のあるお子さんには

感覚過敏をもっているお子さんがたくさんいます。


 

特に、野菜が苦手で、ママが

細かく刻んで調理してもバレてしまう・・・

なんてこともあるかもしれません。


 

工夫しても食べてくれないと、

イラっとしてしまいますよね^^;


 

でも、短く刻んでもペーストにしてもバレてしまう。

それくらい、敏感な感覚をもっているということなんですよね。

 


 

食のことなので、味(味覚)が敏感なのかな?と

思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

  • ほうれん草を食べる音が脳に響く

  • どんな味がするのか分からなくて不安

  • 食器やカトラリーの音が不快で集中できない

  • 不器用なのにお箸を使わなくてはならない

 

このように、お子さんがうまく言語化することが

できない原因も隠れていることがあります。



 

言葉で言ってくれたら、

ママも対処の仕様があるかもしれませんが

小学校高学年になっても(偏食に関わらず)、

お子さんが自分の状況を言語化することは

むずかしいと感じています。


 

子どもは理由を言語化することができない。

感覚過敏はなおらないと言われている。

 

でも、できることってあるんですよね。


 

例えば、

  • 苦手な食べ物があるということに共感する

  • 使いやすい食器やカトラリーにする

  • 調理法を変えてみる

  • 子どもに選択させる

  • 困った行動には無反応をする

  • 成長を待つ


 

これらの方法ですべて解決する訳ではありませんが

これはすべてお子さんに寄り添ったサポートです。


 

感覚過敏を持つお子さんは

不安を感じやすいので、

ママが寄り添ってくれることで

心に安心感が積み重なっていきます。


 

その安心感は、

「苦手だけと一口食べてみようかな?」

と、チャレンジする気持ちにつながっていきますよ^^

 

 



 

また、子どもの思い通りにすることと

子どもに寄り添うことはちょっと違います。


 

偏食だからとお子さんの食べたいものだけを

与えることは、逆効果になってしまいます。


 

しっかりと枠を持って

お子さんに接していきましょうね!


 

次回の発達グレーゾーンの講座の募集は、

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**掲載していただきました!!**

 

朝日新聞デジタル(2021年10月1日):

グレーゾーン?発達障害?その時親親は…?2千人と関わった指導員の視点

 

 

 

 

毎日新聞(2021年8月31日):

新学期の「登校しぶり」 ヘルプサイン出しづらい子への向き合い方

 

 

 

 

 

  

(ひよこクラブ:2018年3月号)

 

 

 

 

(執筆・監修)

ユーキャン 子ども発達障がい支援アドバイザー講座

 

 

 

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(AERA:2016年6月号)