子どもの行動を引き出すシンプルな声かけとは?

 

子どももママも未来に希望が持てる家庭療育

おうち療育アドバイザー浜田悦子です。

こんにちは^^

 

 

 

おうち療育プログラムを受講されている、

年中さんのお子さんを持つママさんから

こんなご質問が届きました^^

 

 

**ここから**

 

私はよく~~してほしいという言い方を

してしまうのですが、これって、

こどもはどう感じてるんでしょうか…??

 

「ごはん食べてほしいなー」を

「ご飯食べようー」に変換するような感じで

ーしてほしいを、ーしようにかえて

みたりもしてますが、

~してほしいってどうなんでしょうか…?

 

**ここまで**

 

 

「ご飯を食べる」ということを

促す声かけひとつでも、

お子さんに伝わる声かけと

伝わりにくい声かけがあります。

 

 

今回は、こちらのご質問に

アドバイスをしたことや

お子さんの行動がスムーズになった例を

解説します。

 

 

 

 

例えば、保育者の声かけについて

3、4歳児には「ほめながら声をかける」

5歳児には「子どもにお願いする声かけ」が

有効だったという研究結果があったりします。

 

 

ご飯を食べてほしいから、

「ご飯食べてほしいなー」は

決して間違いではありません。

 

 

でも、今回こちらの

年中のお子さんの様子を

ママさんからじっくりお聞きして

もっとスムーズな声かけの方が

指示が入りやすいと感じたんです。

 

 

ですので、シンプルに

「ご飯食べよう」にしてみてくださいってお伝えしたんです。

 

 

 

そうしたら、数日後

以下のメールをいただきました^^

 

 

**ここから**

 

この間の、言い方変換を意識して

~しよう、にしてみたら

子どもの動きが以前より速やかになり、

びっくりしてます

 

前より話聞いてくれてる!って思いました 笑

 

**ここまで**

 

 

肯定的な声かけを意識していても、

お子さんにいまいち届いていないなぁと

感じることってありませんか?

 

 

努力しているのに伝わらないと

キィーー!!ってなりますよね^^;

 

 

 

 

「ご飯 食べて ほしい」

という声かけは、こんな風に分解できます。

 

 

「ご飯食べて」は理解しているはずなのに

「ほしい」が語尾に追加するだけで

(たべる?ほしい?あげる?)

みたいな感じで、動詞がいくつも

重なってしまっている可能性があると感じました。

 

 

発達障害やグレーゾーンのお子さんは

自分の知っている言葉や興味関心のある言葉を

ピックアップしてしまうことがあります。

 

 

短い指示だったとしても、

「ご飯」と「食べて」と「ほしい」が

うまくつながらなかったのかもしれません。

 

 

このことをママさんにお伝えしたところ

 

「~してほしい って言った時の反応の鈍さは、

それだったのか・・・納得しました 笑」

 

というお返事をいただきました。

 

 

声かけを少し変えただけで、

子どもがスムーズに行動してくれるって

素直にうれしいし、すっごく助かりますよね^^

 

 

※ これらはあくまでも1つの事例です。

お子さんやお母さんの

性格や特性、環境によって関わり方が変わります。

 

 

 

これは、ご飯に関わらず

色んな声かけに応用できます。

 

 

ただ、お子さんの特性や

苦手さが関わっているもの(こと)は

時間がかかることもありますし、

声かけ以前の問題で、

まずはしっかりサポートが必要な時もあります。

 

 

この順番を間違えてしまうと

お子さんが心を閉ざしてしまったり

何に対してもやる気がないように

見えてしまうことがあります。

 

 

また、ご自宅でうまく行った声かけ等は

ぜひ園や学校の先生とも共有することを

オススメしています。

 

 

集団生活という刺激の多い場所でも

自宅と同じ声掛けをされることで

安心して行動することができるようになりますよ^^

 

 

 

おうち療育プログラムは

現在募集はしていませんが、

わが子の特性にあった関わりや

声かけをはじめとする

効果的な指示の出し方を知りたい方は、

11月13日(土)大阪で開催する1日講座

発達支援講座にお申込みくださいね。

 

 

感染対策をバッチリして

お待ちしています^^

 

 

(大阪対面講座)”発達凸凹の”効果的な子育て法”が学べる1日講座

 

 

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**掲載していただきました!!**

 

朝日新聞デジタル(2021年10月1日):

グレーゾーン?発達障害?その時親親は…?2千人と関わった指導員の視点

 

 

 

 

毎日新聞(2021年8月31日):

新学期の「登校しぶり」 ヘルプサイン出しづらい子への向き合い方

 

 

 

 

 

  

(ひよこクラブ:2018年3月号)

 

 

 

 

(執筆・監修)

ユーキャン 子ども発達障がい支援アドバイザー講座

 

 

 

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(AERA:2016年6月号)