●小さな「あれ?」を見逃さないためにできること

 

こんにちは^^浜田です。

 

もう今週末はクリスマスですね!

まだサンタさんがパパやママだと

気付いていない、息子です(笑)

 

さて、わたしが提供しているサービスのひとつ

「動画で学ぶオンラインコース」に

こんな質問が届きました。

(ご了承得ています)

 

 

**ここから**

 

【ルールについて】

あいさつも見えないルールという

お話を聞いて思ったことです。

今年長の6歳男の子のことなのですが、

最近知らない人に名前は?住んでるところは?と聞きます。

 

多分初対面の人には

個人的なことを聞いてはいけないという

暗黙のルールがわからないからなのかなと思いました。

 

私からの声かけとしては、

聞いてはいけないでなく、

興味があったから聞いたんだよね

という共感をしたいなと思いました。

 

しかし、

そのあとその聞かれて困ってしまうことを

どう説明したらわかってもらえるのか迷走しています。

こういう時ってどういう対応がいいのでしょうか…?

 

**ここまで**

 

 

 

意外と見逃してしまいがちな

「子どものルール理解」。

「ルール」って書くと

イメージが湧きにくいかもしれませんが

・あいさつ

・返事

・約束

・準備

なんかも、ルールのひとつとして

考えることができるかもしれませんね。

 

これらは、「暗黙の了解」的なことがあります。

朝は「おはよう」って言う。

「おはよう」って言われたら、言い返す。

「約束」は守る・・・とか。

 

当たり前のことだけど、

当たり前のこと過ぎて、

お子さんに教えていないことがあります。

 

そうすると、お子さんは

・分からないからやらない

・誰かの言動を真似る

という、どちらかを選ぶことになります。

 

これは、どちらも弊害があります。

 

・分からないからやらない

こちらは「どうしてできないの?」

「やりなさい」と、怒られることが増えてしまいます。

 

・誰かの言動を真似る

真似ることができるスキルは、

とても良いことです!

でも、ひとつのパターンを

ずっと繰り返してしまうので、応用が効きません。

状況に合った行動や言動ができずに

「ちょっと変わった子」として

見られがちになってしまいます。

(わたしの中1男子も、

今でもそういうことあります^^;)

 

 

 

年長くらいのお子さんが、

知らない人に名前は?

住んでるところは?と聞くことって、

よくあることです。

ほほえましい光景でもあります^^

 

でも、ママから見て

発達にちょっと心配があるならば

小さな「あれ?」も小さいうちに

介入していくことが大切です。

 

なぜなら、

知らない人に声をかけて

・返事をもらえる

・「かわいいね」とほめてもらえる

などの反応をもらえることは、

行動の強化につながってしまうのです。

 

小学生、中学生、高校生になっても

知らない人に声をかけ続けていたら…?

ほほえましい光景とは

かけ離れたものになってしまいます。

 

こちらのお悩みには、

こんな風にお答えしました。

 

 

**ここから**

 

知らない人に急に声をかけてしまうと、ヒヤヒヤしますね。

「暗黙のルールがわからない」ということがあるかもしれませんし、

考えられる可能性として、小学校に向けて園などで「自己紹介」の練習などをしたのかもしれませんね。

「興味があったから聞いたんだよね」という共感、良いと思います^^

良いと思いますが、「知らない人でも興味があったら聞いてよい」という風に受け取ってしまう可能性があります。

これも、決して間違いではないですし、学校や社会人になってもはじめはみんな知らない人なので、声かけや関わりが難しいところだと思います。

ちなみに、知らない人に名前などを聞く理由をお子さんに聞いてみたことはありますか?

まずは、その理由を聞いてみることをおすすめします。

 

その次に(その理由にもよりますが)、「知らない人には、まずはおはよう(挨拶)って言おうね」など、声をかける内容を変更したり、声をかける年齢などを少し制限して様子をみると良いかもしれません。

「知らない人に声をかけること」に注目してしまうと、その行動が強化される可能性があります。

「暗黙のル―ルが分からない」場合には、(話を聞いた上で)お子さんが守れる小さなルールを設定してみましょう^^

 

**ここまで**

 

お子さんの状況や反応によっても

アドバイスは変わってきますが、

注意が行動の強化にならないように

気を付けましょう^^

 

「動画で学ぶオンラインコース」では、

動画に沿った質問をすることができます。

 

実際のやりとりはこんな感じです!

 

 

 

 

タイトルには「小学校準備」と

書いてありますが、何歳からでも

受講可能です。

日常で起こるちょっと気になるお悩みこそ

しっかりケアしていくことで

困った行動の予防にもつながっていきますよ^^

 

発達が心配な未就学児の小学校準備”動画講座”

 

 

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(執筆・監修)

●ユーキャン 子ども発達障がい支援アドバイザー講座

 

(メディア掲載)

●毎日新聞デジタル(2022年2月13日)

突然の休校・休園 親子でどう過ごす?コロナ禍で必要なメンタルケア

 

●中日新聞(2021年12月28日)

「この人」発達障害・グレーゾーンの子どもと家族を支える

 

●朝日新聞デジタル(2021年10月1日)

朝日新聞(名古屋版 夕刊2021年12月15日):

グレーゾーン?発達障害?その時親親は…?2千人と関わった指導員の視点

 

●毎日新聞(2021年8月31日):

新学期の「登校しぶり」 ヘルプサイン出しづらい子への向き合い方

 

●ひよこクラブ(2018年3月号)

 

●朝日新聞 WEEKLY AERA(2016年6月)

 

  

(ひよこクラブ:2018年3月号)

 

 

 

 

 

 

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(AERA:2016年6月号)