こんにちは!
劇団ルート1の一力由宇です!
今回は「そもそもあんた何者?」という居るか居ないか分からない極少数派の方々に向けて、少し個人的なことや想いを書かせてもらいます。

あくまで一力由宇の個人的な事や想いなので、劇団ルート1の意思意向ではないことを承知のうえお読みくださいm(_ _)m

二十代の半ばまでとある旅劇団に所属。
一度役者業を離れて飲食店に就職。
なんやかんやで転職して多少の余裕ができ、ルート1の元団員と不思議な縁で数年ぶりに再会した時に、次の舞台で協力してもらえないか、と相談を持ちかけられてから何度も客演という立場で出演していて今では正式に団員として所属という感じです。
ルート1の舞台に最初に立ってから10年以上というなんとも長い付き合いになりました。

そして色んな事情の説明をすっ飛ばして、二児の父となり今現在は育児休暇中です。
一人目は今は四歳、二人目は生後一ヶ月。
一人目の育児休暇をとった時は、今勤めている会社では初の男性育休取得者ということになりました。
二人目が産まれた時も迷わず育休を取得しました。
会社や同僚達には様々な点で苦労や迷惑をかけることになりますが、自分個人の想いや事情を汲み取って理解を示してもらえたことに感謝しています。


今でこそ育休取得は義務化されて育休を取る男性は増えている模様ですが、個人的な想いを口にするのなら、家庭を大事に考えて周囲が理解を示すのであれば、パートナーや新しく産まれた子供のサポートやケアのために、男性自身が気後れせずに迷わずに育休の取得をしてほしいと思っています。
産後の母体はよく「全治数ヶ月の重体」に例えられます。
医療レベルが高い国でも数万人に一人は妊産婦が亡くなっているという現実があります。
一つの生命を産み落とすというのは現代においても命懸けの行為で、決して軽く見てはいけないと思います。
出産後の母体がいかに元気でも、目に見えない場所は傷だらけ。
そしてその傷は癒えたかどうかは本人にすら判断しきれない。
大丈夫だろうと思って家事に育児に張り切っていたら、子宮から大量に出血したという話を聞きます。
一人目の出産後の妻もそれがありました。

産まれた子供は日に日に大きくなっていきますし、成長とともに睡眠のリズムや授乳量も変わっていきます。
ゆっくりに感じますが実際には目まぐるしい速度で赤ちゃんは成長していきます。
なかなか寝なくなった、寝たと思ったらすぐ起きた、夜中突然泣くようになった…etc
子育てを経験したことの無い方でも、このような話を聞いたことがあると思います。
寝ないだけでしょ?と思われる方もいるかと思います。たしかにそれだけのこともあるでしょう。
ただ必ずそこには「いつ赤ちゃんが号泣するかわからない」という心理的プレッシャーが潜んでいることを知っておいてください。
何人も育てた経験があるようなら話は別かも知れませんが、初産の方はだんだんと「道を歩いているだけなのに知らない人に急に耳元で怒鳴られる」そんな感覚になってきます。
生活のために必要なことを最小限やりたいだけでもそのプレッシャーを感じてくるようになってきます。
歳の近い兄弟姉妹がいれば、成長途中のその時期の大変さ+新生児の大変さです。
一人で背負うなんて酷ですよ。

我が家では子供が産まれる前から「その時にやれる者がやれる事をする」というルールにしています。
自分は飲食店で働いていたので、炊事は得意分野です。
仕事では現場の片付けが業務なので、家の中がちょっと荒れてきたらさっさと元通りにしたりザックリと整理して少なくとも見た目はキレイに片付いてる状況にはできます。
家事をすることに全く抵抗が無いので、「なんかやってほしいことあるなら言ってね」と妻には伝えています。
母体は、回復しても授乳でかならず寝不足に陥ります。
だからなるべく休んでもらって、子供たちに元気な姿を見せてあげて欲しいと思うのです。

想いだけで書いていたら、だんだんまとまりのない文章になってきてしまいましたので、この辺で切り上げようと思います。
文章の構成を考えないといけませんね💦
また育休や育休中の想いなどを書くかもしれません。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

そんな育休中の自分も出演する次回公演、
「フィルムに星をつめこんで」
よろしくお願いします!