【NFL】 シーズン第1Q(Week 1~Week 4)を終えて各チームの印象と感想!☆AFC☆ | アメフト交差点

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早いもので、NFLもWeek1~Week4までが終了しました!
ホントは毎週試合ごとの感想を記事にしたいのですが、試合を観るのに必死でなかなか更新できずに申し訳ありませんww

各チームの戦況をちょこっとずつチェックしたい方は、NHK-BS1の「NFLウィークリー」とBS日テレ等で放送の「オードリーのNFL倶楽部」を見て頂くのがオススメです!!

あと各チームの詳しい情報は、日本の『専門家』とも呼んでもいい各チームのブロガーの方々から仕入れて下さい(=゚ω゚)ノ

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では、早速各チームの印象と感想を書いていきたいと思います!

※表記は
暫定順位:チーム名(Week 4までの勝敗数)



☆AFC編☆




AFC 東地区
意外、と言っては失礼ですがビルズが地区首位!
とはいえ、そのビルズも含めてまだまだチームとしてうまくいってるとこがない感じで、4チームとも伸び悩みそう。
ペイトリオッツも今年の戦力状況では独走は厳しいでしょう。


1位:バッファロー・ビルズ(2-2)
今季はランプレー+短いパスを決めていこうというコンセプト。
しかしながら2連敗の要因となったのはQBマニュエルの「短いとこ投げすぎ!」現象で、ついにWeek5からはカイル・オートンに先発が交代するとのことです。
オートンはスター性のあるQBではないですが長短織り交ぜてうまくパスオフェンスを展開できる選手ですし、期待は持てると思います。
ちゃんとランプレーを軸にしながら攻撃を組み立てれば、面白くなりそうです!
ディフェンスに関してはDLを中心に相手がパス時プレッシャーもかけれてるし、LBブランドン・スパイクスの加入で大幅に相手のランに対する守備も向上してるし、イイと思います。
結論:オートン次第で、未来が変わってきそうです。

2位:マイアミ・ドルフィンズ(2-2)
開幕戦の後半、ランで切り裂いてPatsを倒して、「今季はなんか違うぞ!?」というところも見せたドルフィンズですが、その後はオフェンスがなかな進まない展開が続きました。
ノーション・モレノの離脱が何気に痛いかもしれません(>_<)
タネヒルはいいQBだとは思いますが、パスオンリーで活躍できるほどのスペシャルなパサーではないと思います。
なので、いかにランを出すか。
FAでナイナーズを解雇されたラマイケル・ジェームズが加入したようなので、彼のスピードを活かせるようなプレーも用意してほしいところ。
守備に関してはこれからSのラシャード・ジョーンズ、DTランディ・スタークスも帰ってきますし、そこまで心配ないかなと思います。
ただ守備でゲームを作るほどではないユニットだと思うので、やはりオフェンスが頑張ってコンスタントにゲインを重ねたいところでしょう。

3位:ニューイングランド・ペイトリオッツ(2-2)
2勝はしてますが、オフェンスの不調を考えるともっと負けてても不思議じゃない印象を受けてます。
OLがモロいとかエデルマン・グロンコウスキー以外にターゲットがいないとか色々言われてますが、何よりQBトム・ブレイディの不調というのが響いてますね。
ブレイディはOLがズタズタにやられようがWRの駒が足りなかろうが使えるTEがいなかろうがランが出なかろうが守備がズタボロだろうが、いつも彼の力でチームを勝たせてきた選手です。
やりくりして、全体を底上げしてきた選手です。
そのブレイディが、考えられないようなミスをしたり、簡単に3アンドアウトの攻撃を演じてしまったり、かなりしんどい状況に陥っています。
これでは今季のペイトリオッツは厳しいのではないか、というのが正直な感想です。
HC(ヘッドコーチ)のベリチック、OC(オフェンスコーディネーター)のマクダニエルスが思い描くことをなかなかフィールドで表現できない状態にあるのが今の状況だと思います。
とはいえ、されどブレイディなので、OLがちょっとでも改善されるだとか若いWR陣が1試合でもブレイクしてくれるだとか、そういうことがあればまた一気に本調子に戻るのではないかと思います。
ブレイディ頼みで今まで持ってきたチームなんだから、攻撃の他の部分でなんとかアジャストしてサポートして、ブレイディがノッてくるような形を用意してあげたいですね。
守備に関してはCBリービスの加入でだいぶ変わった部分もありますが、ひとたびランを出されるとズルズルいかれるような傾向にありますので、今後はラン守備がポイントになりそう。
あとはCBブランドン・ブラウナーが出場停止明けて加入してくると思うので、更なるDB陣の強化に繋がるのか楽しみです。

4位:ニューヨーク・ジェッツ(1-3)
DB陣が手薄で厳しいのではないかと見られていたディフェンスですが、さすがレックス・ライアンHC、今季も多様なブリッツパッケージからプレッシャーをうまくかけて凌いでます。
今季も問題はオフェンス。
クリス・ジョンソンとクリス・アイボリーのラン攻撃に関しては良いと思うのですが、なかなかこれを攻撃全体に活かせてない。
意地になってランを止められるまでコールする時もあるかと思えば、パスパスパスで結局うまくいかない時も。
なんかこの辺のプレーコールのバランス、プレーアクションの使い方なんかがうまくいってないように思います。
もう少しバランスをとって、QBジーノ・スミスに重圧がかからないようにしたうえでデッカーやカーリーへのパスを狙うという形が理想的。
スターは少ないけどいろんなタイプの選手がいるので、攻撃のバリエーションとしてはいろいろできるチームだと思う。
それだけにプレーとプレーの組み合わせ・かみ合わせをもう一度再考してほしいです。


AFC 西地区
ブロンコスvsチーフスvsチャージャーズ、いずれも昨季プレーオフに進んだこの三つ巴は今季も続いていきそう。
最後まで混戦が予想されます…!

1位:サンディエゴ・チャージャーズ(3-1)
今季はQBリバース率いる攻撃陣に加えて、守備がかなり好調。
特にフロント7中心にいい働きをしてると思います!
Week2の王者シーホークス戦なんかを見ても象徴的でしたが、かなり研究していてそれが当たっていると思います。
シーホークスのQBウィルソンは大外に大きくまわってパスを投げることも多いですが、それをさせないように外・中から大きく、かつスペースができないように包み込むようなラッシュをかけて思うようにさせなかったのはすごかったです。
また、守備陣の読みが早くしっかり早いタイミングでタックルにいけてるのがイイですね。
オフェンスに関しては昨シーズンから引き続き短いパスを多用して確実にゲインを重ねてるのに加え、ミドルからロングのパスも果敢に狙っていてさらに脅威が増している印象。
思った以上にこの先が楽しみなチーム!

2位:デンバー・ブロンコス(2-1)
さすがに昨年ほどのハイパーさはありませんが、相変わらずパスアタックで脅威的な攻撃を見せています。
WRエマニュエル・サンダースはQBマニングと組むことでより自分のクイックネスを活かしたプレーができてるように思えます。
しかし、パスラッシュがかかってくるとマニングもちょっと判断を誤ったりコントロールを乱れることがあるので、そのあたり攻め辛くなってる時もあるのは事実かなーと。
なのでもうちょっとランを出したいですね。
コルツ時代みたいに重要なゲームで安定的なランの術がなく負けるみたいなのが出てきそうな感も。
ディフェンスに関してはやはりDEのデマーカス・ウェアを獲得したこと、LBボン・ミラーが戻ってきたことはかなり大きい。
相手に大量得点をさせない、粘り強いディフェンスになってます。

3位:カンザスシティー・チーフス(2-2)
開幕2連敗の時は、「やっぱりオフェンスでRBチャールズ以外のプレイメイカーがもう一つ足りないから今季厳しいかな」と思ってましたが、巻き返してきました。
攻撃、個々の能力で特に高いレベルの選手はチャールズとWRのボウくらいではないかと思いますが、さすがにアンディ・リードHCが他の選手の長所をうまく活かせる幅の広いプレーコールで対応してきました。
2番手のRBナイル・デービスも力強い走りを見せていますし、全体としてやっと調子が出てきた印象。
ディフェンスはいいメンバーが揃っている反面、昨季のワイルドカードプレーオフ(vsコルツ)の時みたいにプレッシャーが届かなければ大量失点をしてしまう可能性もあると思います。
そのあたりの引き締め役になりそうなベテランLBのデリック・ジョンソンがシーズンアウトの怪我をしたというのがどう出るか。
デンバー・サンディエゴに離されないように勝ち星を重ねていきたいところです。

4位:オークランド・レイダース(0-4)
QBデレク・カーは冷静ではあるけれども、ちょっと短いパスが多すぎる気がします。
まぁその辺はOL・WRの問題も大きいと思うのであまり責めれません。
レシーバー陣はいいパスが来た時に落球してしまうことも多いですしね。
全体的にまだ駒不足だと思います。
ただRBジョーンズドリューとRBマクファッデンランの2枚看板でのランプレーがここまで機能していない状態では、ちょっとどうにもこうにもいかないなという印象です。
守備のほうも、メンバー的には名前の通った選手をかき集めてきているんだけれどもそのせいでまとまりがない印象を受けます。
それでも攻撃が不調の中頑張ってると思います。
もう少し全体として集まりの速い守備、コンビネーションでプレッシャーをかけたりする守備ができれば良くなってくると思います。
しかしいかんせん、攻撃も含め全体としては今季も難しいシーズンになりそう。
最悪今季途中でのHC交代もあるのではないかと思います…


AFC 南地区
テキサンズが守備の力で首位、コルツとの首位争いになりそうな予想通りの展開。
タイタンズは特に攻撃面でうまくいかず、上位2チームとは内容でかなり差があり、この先もしんどいと思います。

1位:ヒューストン・テキサンズ(3-1)
なんといってもJ.Jワット!!
今季も怪物級の働きですwww
現時点まででは守備MVPの働きぶりじゃないでしょうか。
そのワットを中心に、他の選手たちもきっちり仕事を果たしています。
1巡指名のLBクラウニーが戻ってきたら、より強力なディフェンスになりそう。
オフェンスに関しては不安視されていたQBフィッツパトリックがある程度無難にこなしています。
これはオブライエンHCがうまーくFitzのパスだけに頼るような展開を避けるようにプレーコールを出していて、デザインとして勝てるパスパターンをうまく作ってる賜物だと思います。
Week3のジャイアンツ戦では、RBフォスター不在の中でそちらに注目を集めれなかった分、Fitzに強引に投げさせなければならない展開が生まれてうまくいかなかったといえます。
なのでまだまだ攻撃としては不安定さが残ってます。
そういう中でどこまで勝ち星を積んでいけれるのか?
楽しみです。

2位:インディアナポリス・コルツ(2-2)
開幕からの2試合では強豪ブロンコスとイーグルス相手に苦しみましたが、決して内容として悪すぎたわけでもなかったですし、ちょっとしたことが勝敗を分けたと思います。
その後2試合は同地区対決を悠々と勝利。
今季も強いっす!
LBマシスがシーズン全休というのは痛すぎますが、全体として集まりの良い守備でマシス抜きの守備パターンは確立できてると思います。
ただしこの先強力なプレッシャーをかけれないとなるとパスで強いチーム相手になった時しんどいと思うので、ブリッツも含めて策を考えていきたいですね。
オフェンスはランへの意識も更に高まってますし、相変わらずビックプレーの多いパス攻撃と合わせて強力です。
とりあえずRBリチャードソンは、ファンブルしないようにwww

3位:テネシー・タイタンズ(1-3)
オフェンスの不振、この一言につきます。
まずQBロッカーが不安定なプレーを見せ続けています。
ケン・ウィゼンハントHCの就任は彼を復調させるという大義名分もあってのことだと思うのですが…
そしてレシーバー陣の落球、ランもなかなか出ない、パターン化しててバリエーションがないプレーコール、負のスパイラル状態ですw
辛うじていいOLさえも、持ちこたえられないシーンも目立ちます。
RBショーン・グリーンを固執して使うあまり、器用なマクラスターの多様な起用というのができていないのも気がかり。
マクラスターをランにパスに使うことで縦横に相手の守備を広げさせることが出来るのではないかと思うのですが…
なんにせよ、観ていて楽しくないオフェンスですw
もう少し柔軟で多才なプレーコールをしてくれることに期待。

4位:ジャクソンビル・ジャガーズ(0-4)
うーん、守備でもうちょっと踏ん張れることを期待していたのにな…
っていう印象の今シーズン。
たまにDLが活躍するくらいで、あんまりインパクトがない。
もともと攻撃にはあまり期待できそうにもなかったのにディフェンスがこれでは厳しいです。
攻撃、新人QBのボートルズが遂に先発に昇格して、非凡なところを見せてます!
かなり冷静かつ大胆なパスを見せてくれるので、ヘニーより楽しい攻撃ができてる。
にしても、正直あのペラッペラなOLのパスプロでは全然QBを守れてないので、怪我がおおいに心配です。
ランも出ないし、ミスも多いし、ボートルズ頼みになりそうですが怪我のリスクを考えると今季からボートルズに任せるのはどうなんだろうか、と思いますが彼の成長のためにもいい方向に向かってほしいです。

AFC 北地区
今季はブラウンズも含めてどこが優勝するのか分からない戦力状況になってると思います。
ベンガルズが頭一つ抜けてる感はありますが、どのチームも固い守備をベースに工夫を凝らしたオフェンスを持ってるので、面白い地区内争いです。

1位:シンシナティ・ベンガルズ(3-0)
攻守のコーディネーターが変わってどうか、というところでしたがむしろ良化してる印象です。
守備はもうメンバー的にも強くて破壊力があるので、昨季から引き続き恐ろしいです。
それよか攻撃ですね、ランプレーとパスプレーどちらを軸にしても進める攻撃になっていてかなり相手からすれば的を絞りにくくなってると思います。
ヒュー・ジャクソンOC、組み合わせ方がうまいですね。
今季はプレーオフ行ってからも昨年までみたいにひどく行き詰ることはなさそうな気がします(笑)
ダルトンがより気持ちよくプレーできてるように見えていいですね。
やはりランを効果的に絡めるのは大事です。

2位:ボルティモア・レイブンズ(3-1)
2012年の優勝時までほどインパクトはないけれど、比較的安定感のあるディフェンスはそのままに、攻撃が顕著に改善されました。
キュービアックOCの攻撃システムは絶対QBフラッコにフィットする!!と思っていたので、納得です。
特にゾーンブロッキングのランプレーがOL陣にも浸透してきてて、広い穴をあけれてます。
RBフォーセットもやっと日の目をあびる活躍ぶりで、シアトル時代から応援している僕としては嬉しい限りです。
そっからプレーアクションパスにつなげるという展開の仕方は鮮やかです。
さらにWRスティーブ・スミスの加入によってパス攻撃のインパクトも上がってます。
もともとフラッコというQBはベテランWRの存在によって本領が発揮されてきたので(デリック・メイソンしかり、アンクワン・ボルディンしかり)、今回もいいコンビネーション。
しかもガッツのあるスミスという選手の存在は攻撃全体を鼓舞する意味でも、安心感を与える意味でも大きい。
観ていて楽しいです!

3位:ピッツバーグ・スティーラーズ(2-2)
ベテラン勢にいまいち元気がなくなっているPitsのディフェンス。
Week4で最後の最後逆転負けを喫したとこなんかからも、それを感じざるを得ません。
ポラマルも一時期に比べて、読みの鋭さが減ったかな(-"-)
オフェンスも全体として波がある感が否めません。
RBベルはいいんだけれども、そっからがなかなか繋がらないというか。
そんな中スピードと柔軟な身のこなしをするWRアントニオ・ブラウンはエースとして機能しています。
逆サイドのマーカス・ウィートンも成長著しいですね。
ランとパスの絡め方の工夫がもう少し増えてくれば、という感じでしょうか。

4位:クリーブランド・ブラウンズ(1-2)
昨季まで良い守備をやっても、ポカをやって「やっぱりブラウンズだなぁ」と思わされることが多かったですが、今季はかなりがっちりとした守備が形成されてると思います。
LBカルロス・ダンズビーの加入によるところが大きいのではないでしょうか。
その守備に助けられて、ランを中心に「接戦に持ち込める」攻撃も展開できてます。
QBホイヤーは地味ながら大きなポカをしない選手なので、守備が強くランが出せるチーム状況にはもってこいですね。
そのランプレー、カイル・シャナハンOCが持ってきたゾーンブロッキングのシステムでうまく機能してます。
かといってランに依存しすぎず、短いパスをうまいこと混ぜ合わせて相手の守備をランに絞らせないようにしてるのが賢いですね。
接戦が多いので観るのが楽しいチームだし、頑張ってほしいです。