今までいろいろな食へのアドバイスを兼ねたブログをあげてきました
もちろん食材や、物の質の意識もとても大切ですが、それを吸収できる準備ができていなければ、勿体ないですよね
食べたものを血や肉になっていくのを、うまく活かしていきたいですよね
どのような食材を選んだらや、調理をしたらなど吸収が良くなる方法は溢れているのに。
食べ物を食べて消化される過程で自分で出来ることは、とても限られています
なぜなら、喉元をすぎたらその食べ物に対してなにもできなくなってしまうのですから
消化を助けるために自分ができること。
それは「咀嚼」です!!
真弓先生の本には
焼け焦げた秋刀魚を2つのシャーレにいれ、片方には水を、片方には唾液を浸しておく実験をしたところ。
水を浸したシャーレの方は、発ガン物質がそのまま検出され。
唾液を浸したシャーレの焼け焦げには、発ガン物質はほとんどなくなっていたそうです
因みに唾液の中には、バロチンという老化防止ホルモンも含まれているそうで、よく噛むことによって長寿にも一役を担ってくれますね
小さい頃からしっかり噛むことで、下顎が鍛えられ、上顎と下顎のバランスがとれ、噛み合わせにも影響してきますので、お子様には噛む重要性を伝えていきたいものです
更に!今私たちがお勉強させて頂いている、
天城流湯治法の杉本錬堂先生も、体の不調は咀嚼不足であることが多いことを、よくおっしゃられてます
よく噛むには、素材が固くて大きい物。
柔らかいと噛む回数必然的に減りますよね
大口で沢山いれてもぐもぐごっくん。
ではなく、適量でしっかり噛んで、素材の甘さを堪能して、身体も元気に!
是非実践してみてくださいね!