心がポッキリ折れる1日前!! 北京→モンゴル旅の巻 by百太 | 地球の迷い方。 ☆世界放浪編、世界一周ブログ☆

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世界一周の旅日記。 世界一周航空券を使わずに アジア 中東 ヨーロッパ アフリカ 南米 オセアニアと
旅をします。 途中ワーホリもするかも!?



空港を一歩でると英語が通じない。。。

中国の首都、北京にいるのに。


日本ではだれでも知っているような単語も通じないため、

ガイドブックを指す事とジェスチャーしか伝える術がない様だ。。。



モトは平気そうだが


俺は心が折れそうだ。


だが‥



思っていたより中国の人は

親身に道を探してくれる。

わざわざ他の人に聞いてくれたり、とても親切!



だんだん宿に近づいてきているのだろうか?

よくわからない。



この時すでに地下鉄を出て

30分ほど経過していた。



おれの荷物は約9キロ。

モトの荷物は32キロ。

9キロの荷物を持っている俺も

かなりしんどくなってきていた。



ふとモトを見てみると・・・・


顔が険しい。


歩いているだけなのに

めっちゃ息切れしてる。。。


そして一切話さない。。


お地蔵さんの様に無表情で無口だ!(笑)





5人目はおばちゃんに聞いてみた。


だが俺らの探している宿を

知らないようだ。


そして「近いからタクシーで行きなさい。」と

言っているようだ。


そして親切に

流しのタクシーを止めてくれるおばちゃん。



モトは颯爽と

タクシーのトランクに荷物を入れ始めた。


笑顔でどんどん入れている。


荷物を持って歩くのが

よっぱど辛かった様だ。




おばちゃんは

俺たちが行こうとしているホテルを

運転手に説明してくれている。


だが‥



タクシーはすぐに出発しない。


タクシードライバーとおばちゃんが、

なにやらもめている様子。

そしておばちゃんがジェスチャーで

荷物を降ろせ。と言っている。



どうやら‥


タクシードライバーも

ホテルが解らなかったようだ。




再び重い荷物を背負うモト・・・・・。

再び表情が険しくなってしまった。



今度はおばちゃんが

着いて来なさい!っぽいジェスチャーをしている。

一緒にホテルを探してくれるのか?



住所と写真を頼りにおばちゃんは

夜道をどんどん進んでいく。



色々な人に道を聞きながら

突き進んでいくおばちゃん。


俺もかなり疲労していた為、

おばちゃんの背中だけを見て歩いていた。



ふと‥



後ろに気配を感じなくなった俺は

振り返る。





するとモトがかなーり後ろに・・・。



俺「おーーい。モトー。 大丈夫かーー??」


モト「足がつりそうだーー!」 


↑それはそれは険しい顔だった




モトの荷物を一つ持ってやり、

さらにおばちゃんに着いていく。



かれこれ30分ほど歩いた頃だろうか?


地下鉄を降りて1時間は歩いただろう。



ホテルらしきの看板が見えた!!!!!!!!


かなりボロイ階段を

どんどん地下に降りて行くおばちゃん。。。

廃墟のような階段だ。


こんな所にホテルがあるのか!?

思いながら地下2階まで降りて行く。




するとホテルのフロントが~!!



俺とモトは

ホテルを探してくれたおばちゃんに何度も何度も

「シェイシェイ、サンキュー!まぢでありがとう!!」と、

感謝の気持ちを必死に伝える。


30分もかけて道を探して

一緒に付いて来てくれて本当に本当に感謝!!


おばちゃんどうもありがとう~。


東京にはこんな親切な人は

いるのだろうか・・・・とふと思った。。。

おれもおばちゃんを見習おう!!





そして宿にチェックインして

心地良く、部屋でくつろぐ。


ちなみにここは

星なしホテルの中でも1番安いホテル。

1人1泊 50元。(日本円で750円くらい)


宿でくつろいでいると‥


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モトがバッグから荷物を全て出し、

なにやら色々と分けている。


俺「いきなりなにしてるの?」



モト「要らない荷物を捨てるわ!」



俺「・・・・・」




昨日のモトの台詞が脳裏をよぎる。



モト「荷物をたくさん持ってけば、

後々楽になるだよ!!」 


↑すげードヤ顔だった。




う、うん。初日で気づいて良かったね(笑)



歩き疲れた俺がベッドで横になり

ウトウトしていると‥



隣からビリビリという音が聞こえてくる。。。。




隣を見ると・・・

モトが本を破っている。



俺「な、なにやってるだね!?」


モト「おぉ。ガイドブック破いて

少しでも荷物軽くするわ!!!」


モトはガイドブックのいらなそうなページを

どんどん破っている。

きっとグラム単位でしか変わらないだろうが。。。


荷物の重さがトラウマになったのだろう(笑)



きっとモトはこの先


破り捨ててしまったガイドブックのページが必要になり

後々後悔するんだろーなーと‥


そんな事を思いながら俺は眠りについた。



1日目はこうして静かに幕を閉じるのだった。。。



次の日‥トラブルがおき、





俺はストレスの為下痢になるのだった・・・。













つづく

















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