以前、SLのサーキットでのタイヤ選びのブログを書きましたが、今でもそこそこアクセスがあるようです。
書いてから約一年経ちましたし、新しいタイヤも発表になってますので、また新たにまとめてみました。

まず、前に書いた時点での用途別まとめとして、
・サーキット専用でJP250に出る人→α-13SP
・サーキット専用でJP250以外のレースに出る人&レースには出ないけどサーキットしか走らない人→スパコル
・たまにサーキット行くけど公道も走る人→RS10、α-14
・基本は公道だけどワインディングとかが好きな人→ロッソ2、パワーRS
・ツーリングなど街乗りがメインの人→ストリートラジアル、T900、BT39等
と書きました。



今年はブリジストンがこのサイズでは初となる‘R’シリーズの新作、R11を投入するそうです。



HPでの説明を読んだ感じですと公道重視のRS10とは異なり、(溝有りとはいえ)サーキットでのスポーツ走行を想定したタイヤのようです。



ブリジストンの今のラインナップですと、R(RACING)シリーズのR11、
RS(RACING STREET)シリーズのRS10、
S(SPORT)シリーズのS21、
T(SPORTS TOURING)シリーズのT31、
TS(Touring&Street)シリーズのTS100
という風に別れているようです。

この中でSLに履けるサイズがあるのはR11とRS10になりますね。(それよりストリート向けのバイアスもあるようですが、今回は割愛します。)
普段はワインディングがメインでたまに自走でサーキット行かれる方とかならRS10でいいと思いますが、サーキット専用ならR11の方がいいタイムが出るんじゃないでしょうか。

気になるのは同様のサーキット専用タイヤ界の絶対王者、スパコルAに対してどのようなアドバンテージがあるかですね。
後発で性能が劣るとは考えにくいですが、既に実績もあり十二分な性能のスパコルに慣れた人がわざわざ特性の異なる他社のタイヤに乗り換えるだけのメリットがあるかと言う点です。
仮にRS10のように耐摩耗性に優れていれば耐久レースなどでは大きな武器になりそうですね。
(あと、懐にも優しいw)


次にピレリですが、愛用していたロッソ2がどうやら廃盤になるようです。スパコルと同様のコンパウンドを使用しているロッソ2Rだけなのか、通常のロッソ2もなのかはわかりませんが、恐らくは後継タイヤに代替わりするのでしょう。(ロッソ3かロッソコルサ2あたり?)
たぶん、次期モデルにはロッソ2R相当のハイグリップ仕様は無いと思うので、そういう用途にはスパコルAを使ってねという事だと思います。

【訂正:廃盤になるのはスパコルと同じコンパウンドのロッソ2RACINGのみで、通常のロッソ2は続投のようです。】


あと、前回チェックし忘れていたんですが、ミシュランのパワーカップエボもありました(^_^;)
ストリート寄りのパワーRSよりもスポーツ走行に向いているタイヤだと思います。
ただ、周りに使っている人がいないのでよくわからないというのが本音です…
一度試してみたいですね。




まとめますと、
・サーキット専用でJP250に出る人→α-13SP
・サーキット専用でJP250以外のレースに出る人&レースには出ないけどサーキットしか走らない人→スパコル、R11、パワーカップエボ
・たまにサーキット行くけど公道も走る人→RS10、α-14
・基本は公道だけどワインディングとかが好きな人→パワーRS、ロッソ2、RX-01RやT900GPBT39SS等のハイグリップバイアス
・ツーリングなど街乗りがメインの人→ストリートラジアル、T900やBT39やSPORT DEMON等のバイアス
あたりになるんじゃないかなと思います。


また、気が向いたら他のタイヤについても調べてみようと思いますが、素人のオジサンのやる事なので、あまり参考にならないと思います(^_^;)

詳しく知りたい方は行きつけのバイク屋さんやタイヤ屋さんに行って話を聞いて見てください。そちらの方が確実な情報が手に入りますのでw