FGOを始めたのはいつ?というアンケートがあったんだけど、1部終了後に始めた人たちがかなり多くてそれ以降はずっと下降気味。
「新規ユーザーって増えてない気がするな」と思ってはいたけど、数値で出ると「やっぱりそうか」と思ってしまう。
FGOはメインシナリオはとても面白いと自分は思っている。
それこそFate/stay nightが発売された2000年代にエロゲやってた人たちには響く気がするとは思う。それこそ古今東西世界中の英雄達が集結して地球を救うと考えると厨二病くすぐられるじゃないですか。
もちろん世界観が合わない人はいると思うけど、興味があるならぜひともやってもらいたいと感じる。
そうは言うけれどもFGOを勧めるのは現時点では難しいと思う自分がいる。
新規ユーザが今プレイし始めるのはハードルの高さがめっちゃあると思っている。
FGOは最高レアのキャラクターがいなくてもしっかり育てればクリアできるようにしている。
だけど、この「しっかり育てる」というところがすごくめんどくさい。
FGOは戦闘をすることで経験値が貰えるわけではなくて、経験値アイテムを使ってレベルを上げるゲーム。
でも、レベルを上げるのはまだそこまで問題にはしていなくて、それよりもレベル上限を上げるのとキャラの持ってるスキルを上げるのが、新規ユーザはめちゃくちゃ大変だと思っている。
レベル上限上げるのにもそのためのアイテムが必要で、新規ユーザはそれが0からスタートする。
このアイテムを集めるためのフリークエストは用意されているもののドロップ率は割と渋い。
上限解放なんかが優しく見えるほどキャラクターが持っているスキルを上げるアイテムを集めるほうが100倍めんどくさい。マジでめんどくさい。
対象アイテムがドロップするフリークエストを回って集めることになるんだけど、スキルレベルを上げるためのアイテム数がとっても多く必要。
1回の戦闘で1つか2つしかドロップしないアイテムを100個以上集めないと3つあるスキルをレベルMAXに出来ないという。
じゃあ「このアイテムが何で一番手に入るか?」って言われるとイベントなんですよ。
イベント自体は割と開催されているけど、そのイベントの参加条件が1部を終わってないといけないものが最近は多い。
一番新しいストーリーまでクリアしていないといけないものもあったりするので、新規ユーザはイベントがあるからと言ってもやれないことが多くなってる。
これはイベントのシナリオが1部クリアしていないとネタバレを思いっきり食らうものばかりなので、そういう制限がかかっちゃってるんですよ。
一番アイテムが集められるイベントに新規ユーザは参加できない物が多くなってるこで、アイテムを集めるのとってもしんどいと思う。
FGOのこのゲーム部分が今のスマホゲーの流れから外れているので、今始めたユーザーはここで挫折しちゃう人多いのでは。と思う。
FGOを愛してやまない!!っていう人なら大丈夫かもしれないけど、「新規ユーザーにはこれしんどいよな。」って思ってしまう。
1部終わった際に始めたユーザはまだ大盛り上がりしてたし、まだまだイベントも全員参加できるのも多かった。
今はそこの付近で増えたユーザーと最初からFate作品が好きなユーザで支えられているゲームなのかなと思ってしまっている。
せっかくストーリーは面白くてやってもらいたい作品なのに、この新規ユーザのハードルが高くなってしまっているのはもったいないと思う。
自分も友人に勧めたいけど、今のこのタイミングで勧めるの難しいなーと思ってしまっている。
新規ユーザー勧誘のために召喚(ガチャ)を回せるようにして集客しているサービスが多い中それをやっていない。
これはキャラを召喚できるかはその人との縁があるかどうか。というところを重視しているからだと思う。
(あとは召喚を安売りしたくないのかなーと思ってる)
自分が思うに、FGOの場合新規ユーザーに対してアピールするにはガチャよりも「始めた後に待ってる"育成"を緩和させる施策」が大切なんだと思う。
ガチャだけ回してもらってSSRの★5が出たとしても育成が大変だったらユーザは離れてしまう。
正直ストーリー進めるの異様に苦労するなら他のゲームもあるから離れてっちゃうよね。と思ってる。
今は色んなゲームが楽しめる状況にあるから、新規ユーザもFGOに固執しなくてもいいわけですよ。
ストーリーが面白いからこそ、それを体感して欲しいからこそやってほしいのでなんとかならんかなーとずっと思っている。
今週末に5周年イベントもあるからそういう施策とかゲームシステムの改修とかないかなと説に願ったりしています。
経験値やQP(お金みたいなもの)の周回をスタミナを3回分消費して、やれるようにするとかそういうのがないともう厳しいなって思ってます。
FGOをサービスリリース時からやってる型月大好きおじさんの独り言でした。