そもそも、2014年2月のDS/ジョージ・ソロスらのクーデター後のウクライナ政府がロシア系住民の弾圧、とりわけ東部地区における住民虐殺を続けたことがロシアの軍事行動の原因。

>「ロシアはキーフを制圧して親露傀儡政権を樹立しようとするに違いない」とか

>「そうなると次はポーランドはじめ旧東欧地域に武力侵攻するだろう」とか

>「その場合は戦術核兵器の使用も辞さないのではないか」

>といった、評論家と称する人たちが振り撒いている恐ろしい話は、およそ空想の産物で、プーチンはそんなことをして進んでこれ以上全世界から袋叩きに遭おうする戦略的意図も、軍事的・経済的能力も、内政的基盤も、持ち合わせていない。

>だから「出口」の議論も簡単で、ウクライナがミンスク合意に立ち返って東部の自治権を保証することを約し、それをよしとしてロシア軍が撤退するか、東部をロシアが領土に編入するか、どちらかである。

クリミアについて

>1.1783年以来ロシア領であり

>2.今もロシア人が6割近くを占めていて

>3.それが1954年に突如ウクライナ領に編入されたのはウクライナ出身のフルシチョフ書記長の単なる気紛れで、それを誰も制止しなかったのはその37年後に旧ソ連邦が崩壊してウクライナが「独立国」になろうとは誰も想像しなかったためである

>4.しかもその南西の突端にあるセバストーポリは、ロシア海軍の4大艦隊の1つ黒海艦隊の大拠点であり、仮にウクライナがNATOに加盟すれば、まるでオセロ・ゲームの要所における白黒反転のように、そこが地中海の米第6艦隊の前進拠点となってロシアの防衛体系が崩壊に瀕する

>ところが日本の馬鹿なコメンテーターの中には、「ウクライナとしては当然、全領土からロシアを駆逐することが目標ですから」などと、何の綾も襞なく勇ましいことを言い募る人もいてウンザリ感が増すのである。

◆「次は東欧を侵攻」の嘘。ウクライナ戦争の本質に気づかない人々
https://www.mag2.com/p/news/593909