れかつきがダブル主演を務めた舞台「嫌われ松子の一生」がTBSチャンネルで放送されました。
二夜連続で、赤い熱情編と黒い孤独編がそれぞれ流れました。
そして、さらにその前に30分のれかつき対談という夢のような番組が!!!
この組み合わせで30分の対談番組とか、なんというかこの日まで頑張って生きてきて本当によかった!!!( ;∀;)
で、それだけ歓喜なわけですよ。
なんなら、中身ゼロで2人がひたすらふにゃふにゃしてるだけでも大満足なわけですよ。
しかし!!!
この番組が本当に面白かった!!!
2人の推しは言わずもがな、乃木オタも絶対見た方がいいし、乃木坂ちゃんに興味がなくてもこの舞台をすでに観た人、これから映像を観る人も是が非でも見るべきです。
こんなに濃いかと驚くほど中身がありました。
30分番組で「あの部分のトーク面白かったね」というのはよくありますが、本当にどのテーマも面白かったんです。
もちろん、実際は1時間以上話してて、その中から厳選されているのだと思いますが、だとしてもです。
30分ぶんの会話をすべて文字に起こしたいところですが、スペースの都合上、2つだけ触れさせていただきます。
★2人にはそれぞれ苦手な相手役がいた
この舞台を好きな人は、すでにこれ聞くだけでわくわくしませんか?
苦手な相手役というのは、もちろん役柄上の話です。
ストーリー上で松子が恋愛する6人の男。
2人には、当時は松子に共感できない相手役がいたといいます。
れいかは、徹也とのシーンが苦手だったとのこと。
夢追い人でクズ男。
ネガティブで借金もある。
そんな人に母性を抱けず「徹也は大丈夫やけん」と口で言いつつ、何が大丈夫なんだろうと思っていたらしいです笑
逆にわかつきは、クズ男はいけるもよう。
妙に納得!!!笑
そんなわかつきは、龍くんとのシーンが苦手だったとのこと。
自分の教員人生をめちゃめちゃにして、松子にとってはトラウマの存在のはずなのに、そんな相手と普通に会話できてる松子が信じられなかった、と語ってくれました。
うむ、確かに。
むしろ憎むべき相手ですよね。
しかしながら、今度は逆にれいかは龍くんが一番しっくりきていたようです。
「龍くんの何がダメだったの?」と完全にわかつきと相反する意見をお持ちでした。
2人とも「今だったらきっとまた違う」と述べていましたが、同じ役を演じる2人がここまで違うのかと大変に興味深いトークでした。
★役者のタイプの違い
恋愛の価値観も異なっていそうな2人ですが、役者のタイプとしてもだいぶ違うようです。
れいかはその日のコンディションでお芝居の見え方が変わる。
自分の中から自然に出てくるものを、そのままアウトプットするタイプ。
一方、わかつきは安定型で大きな波がない。
役を作り込んでいくときも頭で考えて、それをお芝居にはめていくタイプ。
面白いですよね。
それぞれに長所があります。
そして、お互いにそれを羨ましいと思っているわけです。
素敵な関係ですね(*^-^*)
今回の番組ではないですが、以前わかつきがインタビューでこんなことを言っていました。
れいかは役に寄っていけるタイプの役者。
私は役を自分の方に引き寄せるタイプの役者。
なるほどなと、とても納得したのを覚えています。
2人の演技を観たことがある人なら、わかつきの言っていることがわかると思います。
確かにそうなんです。
れいかは憑依型なので、役が降りてくるんですよね。
わかつきは、どんな役でも自分の中に取り入れて消化できるんです。
もちろん、タイプの話なのでそこに優劣はありません。
でもこんなに近い存在の2人が、こんなに別のタイプの役者であることが、不思議でもあり、同時にすごいなとも感じます。
だからこそ、自分に持っていないものを持っている相手にお互いに魅力を感じているのかもしれませんね。
他にも、れいかのおかっぱが絶望的に似合っていないと言われていた話や(僕は可愛いと思いますけど笑)、
同じ台本の同じシーンなのに、わかつきは怒っていて、れいかは泣いているところなど、
色んな話が聞けて素晴らしすぎる30分でしたo(≧▽≦)o
プライベートでも変わらずに仲がいいことがよくわかる近況話もあったりして、めちゃめちゃ嬉しかったです(*^-^*)
また2人の対談が観たいなという想いも当然ありつつ、他の過去の作品でも同じように乃木坂ちゃんの対談を観てみたいなとも純粋に思います。