ゲゲゲと東大と裕次郎
今日は久々に晴れたので午前中のひと時を妻と近所を散歩して過ごしました。
まずは我が家から西の方角、鉄道ブログを謳ってる関係でネタでも拾えるかな…と
小田急喜多見車両基地 へ向かいました。
地元で通称「サッポログラウンドの坂」は天気が良ければ富士山もバッチリ拝めるスポット
ですが、生憎今日は見えず、最近整備された野川沿いの長閑な遊歩道を進みます。
野川といえば、今 連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のドラマの舞台が この川上の調布や
深大寺周辺である事からか、散歩やジョギングをする人も若干増えたような気もしました。
川の対岸にはかつては無かった緑の丘がありました。丘の上は芝生の公園になっており
様々な樹木も植えられて周辺住民の憩いの場となっています。
実は鉄筋コンクリートの骨格で造られた巨大なこの丘こそ、そのまんま「車両基地」の
施設になっているのです。
ネタ拾いを狙って来ては見たものの、一編成も入場しておらず、もぬけの殻の喜多見車両基地を
後にし、母校である小学校の通学路つたいに帰途に就きます。
僕の母校は公立の普通の小学校だったのに、噂に拠れば最近では「我が子の為に住所移転して
まで入学させたがる親」が出現するほどの進学校になってるらしいです。
そんな噂話を聞かされても「さもありなん」と納得出来てしまう位の片鱗が、我が母校には
以前からありました。
卒業後に再会した友人達からの話を総合すると、なんと同じクラスから東大に進学した奴が
5人もいました。進学塾のクラスじゃありません。普通の6年1組の話です。いきおいクラスの
友人達の普段の会話の中にも、中学を受験するとかしないとか って話がありましたが
そんな小学生時代のある日のこと、数人のクラスメートと話しているうちに
「中学・高校と進学してから最終的に何処の大学に行くか」と言う話題になり、僕が
「俺は幼稚園の頃から爺ちゃんからトーダイに行け って云われてるんだ。」って爆弾発言して
大爆笑されたことがありました。
恥ずかしいやら悲しいやら… たしかに小さい頃から祖父から「お前はトーダイに行け!」
と云われながら育ったのは事実なのですが、同時にボーイスカウトや警察署の柔道教室や
スイミングスクールといった「学問」とは程遠い活動に参加させられていた自分にとって
「トーダイ」のイメージは
◆ 恐らく大抵、海のそばに位置し
◆ 春夏秋冬厳しい自然環境の中で
◆ 現職の「恐い燈台守のおじさん達」の下働きをしつつ
◆ 座学のみならずカッター、遠泳、海岸のマラソンに明け暮れる
◆ 入学は容易いが極めて落伍者の多い教育機関
…と、勝手に思い込んでいたのです。
自分の想う「トーダイ」と友人達の語る「東大」に微妙な差異を感じながら家に帰り、祖父や
両親達の前で 「とうさん、トーダイって、普通の学校の事なんだね。」と自分の考えていた事や
学校での経緯を話したら 家族一同から再び大爆笑されました。
さて、そんな幼き日の思い出を妻と話しながら家路を辿れば、懐かしいお屋敷が…
近所に「東宝撮影所」がある事からか芸能人や有名人の邸宅の多い街なのですが ここは一際
「裕次郎さんち」です。
ここでもチョッと秘蔵のエピソードがあります。
それこそ「東大」を目指していたT君との学校からの帰り道、このお屋敷の前で
短パンにサンダル姿で高級車を洗車していた裕次郎さんの傍らを通り過ぎざまに
「…へぇ~、裕次郎でも自分でクルマ洗ったりすんだぁ~」って話していたら、聞こえちゃった様子で
「うるせぇっ、この糞ガキども!」
って怒鳴られてホースの水を ビューッ とかけられて 僕らは一目散に
「わーい!」 って逃げた事がありました。
七曲署の藤堂係長はいつも背広姿だっただけに、この時の大スターは子供心にも
「チョッピリ恐いけど普通のオッサン」だった気がしました。
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まずは我が家から西の方角、鉄道ブログを謳ってる関係でネタでも拾えるかな…と
小田急喜多見車両基地 へ向かいました。
地元で通称「サッポログラウンドの坂」は天気が良ければ富士山もバッチリ拝めるスポット
ですが、生憎今日は見えず、最近整備された野川沿いの長閑な遊歩道を進みます。
野川といえば、今 連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のドラマの舞台が この川上の調布や
深大寺周辺である事からか、散歩やジョギングをする人も若干増えたような気もしました。
川の対岸にはかつては無かった緑の丘がありました。丘の上は芝生の公園になっており
様々な樹木も植えられて周辺住民の憩いの場となっています。
実は鉄筋コンクリートの骨格で造られた巨大なこの丘こそ、そのまんま「車両基地」の
施設になっているのです。
ネタ拾いを狙って来ては見たものの、一編成も入場しておらず、もぬけの殻の喜多見車両基地を
後にし、母校である小学校の通学路つたいに帰途に就きます。
僕の母校は公立の普通の小学校だったのに、噂に拠れば最近では「我が子の為に住所移転して
まで入学させたがる親」が出現するほどの進学校になってるらしいです。
そんな噂話を聞かされても「さもありなん」と納得出来てしまう位の片鱗が、我が母校には
以前からありました。
卒業後に再会した友人達からの話を総合すると、なんと同じクラスから東大に進学した奴が
5人もいました。進学塾のクラスじゃありません。普通の6年1組の話です。いきおいクラスの
友人達の普段の会話の中にも、中学を受験するとかしないとか って話がありましたが
そんな小学生時代のある日のこと、数人のクラスメートと話しているうちに
「中学・高校と進学してから最終的に何処の大学に行くか」と言う話題になり、僕が
「俺は幼稚園の頃から爺ちゃんからトーダイに行け って云われてるんだ。」って爆弾発言して
大爆笑されたことがありました。
恥ずかしいやら悲しいやら… たしかに小さい頃から祖父から「お前はトーダイに行け!」
と云われながら育ったのは事実なのですが、同時にボーイスカウトや警察署の柔道教室や
スイミングスクールといった「学問」とは程遠い活動に参加させられていた自分にとって
「トーダイ」のイメージは
◆ 恐らく大抵、海のそばに位置し
◆ 春夏秋冬厳しい自然環境の中で
◆ 現職の「恐い燈台守のおじさん達」の下働きをしつつ
◆ 座学のみならずカッター、遠泳、海岸のマラソンに明け暮れる
◆ 入学は容易いが極めて落伍者の多い教育機関
…と、勝手に思い込んでいたのです。
自分の想う「トーダイ」と友人達の語る「東大」に微妙な差異を感じながら家に帰り、祖父や
両親達の前で 「とうさん、トーダイって、普通の学校の事なんだね。」と自分の考えていた事や
学校での経緯を話したら 家族一同から再び大爆笑されました。
さて、そんな幼き日の思い出を妻と話しながら家路を辿れば、懐かしいお屋敷が…
近所に「東宝撮影所」がある事からか芸能人や有名人の邸宅の多い街なのですが ここは一際
「裕次郎さんち」です。
ここでもチョッと秘蔵のエピソードがあります。
それこそ「東大」を目指していたT君との学校からの帰り道、このお屋敷の前で
短パンにサンダル姿で高級車を洗車していた裕次郎さんの傍らを通り過ぎざまに
「…へぇ~、裕次郎でも自分でクルマ洗ったりすんだぁ~」って話していたら、聞こえちゃった様子で
「うるせぇっ、この糞ガキども!」
って怒鳴られてホースの水を ビューッ とかけられて 僕らは一目散に
「わーい!」 って逃げた事がありました。
七曲署の藤堂係長はいつも背広姿だっただけに、この時の大スターは子供心にも
「チョッピリ恐いけど普通のオッサン」だった気がしました。
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