登坂力の考察③ | 銀輪鉄道

登坂力の考察③

 登れない…と言っても実際の鉄道では6Mとか8Mなんて編成で
走っていた訳ですから模型の動力車は縮尺の割には相当な馬力が
あるのですが、何はともあれ「駄目なものはダメ」です。

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◆最大斜度未決定の内に建設は開始された◆
※青いシートは削り屑集積用

補助機関車に重連で推進させる事により、登坂力不足については ほぼ
解決の方向が見えてきましたが、もう一つの「車両の構造上の問題」
特にカプラーの剛性不足があります。
12連で組成する時、仮にM車を谷側のクハの次に11号車として組んだ場合
10号車より山側前方の10両分の重みと加速度の差が 勾配区間では この2両
を連結するアーノルドカプラーに集中し、「ひしゃげた」まま平坦地に
戻っても復元しない、という現象が起きたのです。
旧製品の485系をEF63と繋ぐ為の先頭車両のカプラー交換ばかりに逡巡
していた当電鉄技術陣にしてみれば、寝耳に水の大問題です。
 幸いな事に、カプラーに関してはKATOの「密連型」に換装して見ると
ドンピシャリで連結部分の剛性不足の件は車両連結間隔の視覚的向上効果
と云う副産物(本来は逆みたいですが)と併せて無事クリアしました。

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◆登坂時の剛性不足を解決した密連カプラー◆
※写真はBM型と台車M型の連結例



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