今回は巻き爪記事です
爪を短く切る(深爪含む)ことでもなる陥入爪
これをこのままにしておくとどうなるでしょう?
このままというのは爪が埋もれて生えることで、お肉に刺さり痛いので刺さる部分を切り→掘り→引っこ抜く。ということを繰り返すことを含めて爪を短く切りすぎる事をいいます
爪の角がないと周りのお肉が育ってきてしまって肉の壁ができます。壁が出来ると、まっすぐ爪が伸びる事が出来なくなってきます。
埋もれて刺さっていくように伸びていくのを放置していくと正常に(前に)伸びる事が出来ない爪が蛇腹のようになり上に伸びようとしていきます
実際の症状の写真です
『こうなる前にもっと早く気付かなかったの?』
と皆さん言います。
そうなんです。こうなるにも段階があります。
こうなる前に陥入爪、陥入爪になる前に巻き爪、巻き爪になる前に痛みの自覚のない巻き爪、巻き爪になる前に深爪。その他靴や外反母趾。
産まれた時は巻き爪じゃなかった?
5%位は遺伝で巻き爪だそうです。5%。
残りの95%の人の巻き爪は先天的ではないという事ですね。
個人的には爪の切り方と靴の原因が多くを占めているように感じています。
「じゃあ爪の切り方直そう!」と思ってから直したというお客さまが先日いらっしゃいました
「丸く切るのはダメだと聞いてからもう10年位は丸く切らないようにちゃんと角を残して切ってます」と
見てみると確かに爪の角は伸ばせていました。
これは何故か?
爪の角を切らないようにしよう!と思った時には既に巻き爪だったと考えました。
足の親指の爪は歩くときの身体の全体重を支えます。大切です。
陥入爪になる前に
巻き爪になる前に
爪が正常に伸びるうちに
爪の切り方を治せるうちに
早い段階で予防をしましょう。
「痛くないからいいや〜」と思っていると痛くなった時に補正出来ない事があります
現に先日いらっしゃったお客さまは痛みが出てから痛くて痛くて早く治したいと診せてくれました
痛みを取ってあげたかった。残念でなりません。
実はこのお客さまは3カ月ほど前に爪を診せて頂いた時は化膿もなく爪先もしっかりあって巻き爪がすぐに補正できる状況でした。何度か爪を補正する事を提案していましたが『痛くないので今はいいです』と補正出来ずにいました。
それが今回診てビックリ。
しっかりあったはずの爪先は深爪になり陥入し始めている。化膿もして肉芽腫まで。。
痛くなってからでは遅い事があります。
そんなことからも
私は痛みのある方の痛みを取りたいのは大前提ですが痛む前の段階で補正する事が大切だと思っています。必要のない人に補正が必要という事は絶対にありません!!脅すつもりもなく現実として、こういう経過を辿る事があると説明をしていくので補正するか、しないかはご自身で決めて頂くので情報として受け止めてください。
老後自分の足で痛みなくしっかり歩きたいですね(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾