ピアノを弾くときに使う筋肉はどこですか?と問われた時の答えは
『全身。頭からつま先まで』
です。
問題は、全身をどのように使って演奏すればいいのか?という事です。
指は真っ直ぐすぎず、肩を上げないように、手首を上げすぎず、下げすぎず・・・・。
ということは良く聞きますが、それだけ考えてうまく弾ければ何の苦労もありません。
他にもさまざまな筋肉が関わっています。
ピアノを弾くのは、スポーツ選手と同じ感覚で考えないといけません。
背中(肩甲骨)やら腹筋、胸筋、腰の動き、両足の役割など様々な事を考えて弾かないと、怪我に繋がります(腱鞘炎など)
7、8年程前は、力が入って肩が上がってしまい、そのたびに肩を下ろす事しか考えていませんでした。
腱鞘炎寸前の弾き方でした。
それは、根本的な解決にはなっていません。
今は、さまざまな筋肉の役割を理解しながら弾いているので、腕が痛くなることはありませんし、速いパッセージも弾きやすくなりました。
昔は何時間も練習してやっとで弾けるようになっていましたが、今では短時間で弾けるようになりました。
弾き方が間違っていればどれだけ練習しても意味がありません。必ずポジションや筋肉の動きを確認しながら弾けば、結果につながります!!
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