花の乾燥剤として使用するドライフラワー用シリカゲル。
そこには吸湿を終えるとひと目で分かるように、白色とは別に青色の粒が混ざります。
この青色の原料を塩化コバルトと呼び、シリカゲルに混入して作られます。
私たち業界での呼称は「青ゲル」
まさに海の色、コバルトブルーをしているものもあります。
この青ゲルは、吸湿すると紫色に変化します。
シリカゲルがちゃんと吸湿の仕事をしているかどうか、ひと目で判断できるから安心ですね。
でも、最後の能力を振り絞ったときに突然変色する訳ではありません。
湿気、または水分を吸い取りながら、ゆっくりと青からピンクがかった紫色に変化していきます。
特にドライフラワーで使用すれば、花と接触する部分が真っ先に変色してゆきます。
ただし全体の色が変わらなければ、シリカゲルの効果はまだ持続していると考えます。
花の状態をみながら、少しかき混ぜても良いかもしれませんね。
ドライフラワー用シリカゲル
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