ドライフラワーシリカゲルに混ざる青色の粒の正体とは?  | 湿気・カビ・結露と闘う乾燥剤製造・販売(株)テクノスナカタのブログ

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業務用乾燥剤、除湿剤、家庭用湿気とりの製造販売を主業務とする会社です。湿気、カビ、結露にまつわる情報および対策例を紹介します。またシリカゲル、シリカゲルB型、塩化カルシウム、ゼオライトの特長、使途に加えて安全性にも言及します。


花の乾燥剤として使用するドライフラワー用シリカゲル。

そこには吸湿を終えるとひと目で分かるように、白色とは別に青色の粒が混ざります。


この青色の原料を塩化コバルトと呼び、シリカゲルに混入して作られます。

私たち業界での呼称は「青ゲル」

まさに海の色、コバルトブルーをしているものもあります。


この青ゲルは、吸湿すると紫色に変化します。


シリカゲルがちゃんと吸湿の仕事をしているかどうか、ひと目で判断できるから安心ですね。


でも、最後の能力を振り絞ったときに突然変色する訳ではありません。


湿気、または水分を吸い取りながら、ゆっくりと青からピンクがかった紫色に変化していきます。


特にドライフラワーで使用すれば、花と接触する部分が真っ先に変色してゆきます。


ただし全体の色が変わらなければ、シリカゲルの効果はまだ持続していると考えます。


花の状態をみながら、少しかき混ぜても良いかもしれませんね。






ドライフラワー用シリカゲル



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