昨日はうちの長男 ダメ蔵くんと焼き肉を食べに言って参りました。

えっ、父の日だったので、ご招待なのですか、ですって?

とんでもございません。

彼のご馳走では、親子三人で1人前のカルビを分け合って食べなくてはなりません。

まるで、昔流行った一杯のかけそば状態です。

彼が裕福そうにしているのを見た事もありませんが、

今月から三カ月のお休みなので、一層ピーピーしております。

なんでも、近々どなたかの結婚式で踊りを披露する予定らしく、本日はその稽古の帰りだったとの事。

カミサンが喉元過ぎれば熱さ忘れるの言葉通り、面白がって、

「えー、どっちの踊りなのー?」なんて、聞いてます。

「どっちもこっちもありません。当然、普通の踊りです。」と、

肉を頬張りながら、ダメ蔵くん。

「なんだー、つまんなーい。左團次家のお家芸があるのにー。」と、

私には怒っていたくせに、すっかり忘れて、ケラケラ笑っています。

いつの間にか、楽しかった思い出にすり替わったようです。

そこで、私が長男に提案しました。

「じゃあ、この間の踊りも含めて、2~3教えてやるから、地方のキャバレーでも回ってこい。」

仕事もないらしいので、ちょうど良いと思ったのですが、

「それだけはご勘弁を。」との事。全く根性のない男に育ててしまい、忸怩たる思いです。

私のように、「あいつは休ませていたら、何をしでかすかわからない。」と、

思われていた方が、休みが少なくなるのではないかと、思うのですがね。











これは、ダメ蔵くん一人の分です。私とカミサンの分は別にあります。

彼を連れて行くと食事代は倍になります。