ミュージックセキュリティズと
8月15日(木)
 東洋経済オンラインの企画で、ミュージックセキュリティズ小松正実社長と対談させていただきました。
 今やクラウドファンディングのトップランナーとして脚光を浴びる小松さんですが、小生の彼との出会いはもう6年前に遡ります。当時ミュージックセキュリティズは日本酒ファンドを組成したばかりでしたが、まだまだ知名度も低く、スキームが世間に認知され理解されるのは大変なことだと感じていました。
 それが東日本大震災の復興支援に同社のファンドが活かされたことで一躍注目を集め、今ではクラウドファンディングを代表するビジネスへと成長を続けています。
 セゾン投信とは業態こそ異なりますが、共に追求しているのは生活者と経済をつなぐ金融の役割。生活者の持つお金を事業へ、実体経済活動に向けて動かして行くことの社会的意義に突き動かされている者同士とでも言えましょうか。
 投資マネーが社会を支えることを最も分かりやすく実践しているミュージックセキュリティズは、セゾン投信と本来の金融への志向でつながる仲間です。
 この対談記事は、東洋経済オンラインで9月上旬に公開される予定です。そして先月のお客様メッセージ集のゲストメッセージは、たまたまミュージックセキュリティズの猪尾愛隆取締役からのメッセージを掲載しています。併せてご覧くださいませ。

NISAのダブりは税務署が選ぶ?
8月16日(金)
 NISAの口座開設手続きは10月1日から始まりますが、おそらく少なからぬ方が良くわからずに金融機関に求められるまま、複数の口座開設申請をすることが予想されます。
 どうやらその時の税務署の対応は、税務署が任意で金融機関を選択することになるようです。選択根拠が全くないわけですが、きっと後になって、投資家サイドから違うところに作りたかったなどとクレームが殺到することになるでしょう。
 そもそも制度が複雑怪奇過ぎて、大多数の方が仕組みを理解しきれていない状態です。10月1日は申請が集中すること間違いなしですが、税務署はこれをどう捌くのでしょうか?今更ながら本当に来年から始められるのか?と本気で疑問を持ってしまっています。
 みなさんも決して慌てず、冷静に、金融機関の甘言に惑わされず、熟慮してNISA口座開設の是非と金融機関の選択をしてくださいませ!