こちらのブログでは初めてお目にかかります。
東風です。
中年おやじの自転車モノローグ「サイタマ無頼」 の番外編として、山サイ用のブログを新たに書き起こしてみました。
個人的にロードバイク熱が高まるのはイイのですが、レース・トレーニング・反省の記事ばかりだとどうも面白味に欠けますので・・・
こちらでは癒し・脱力系のゆるーい内容をチマチマと綴ってみようかと考えております。
そこで。
ただ無目的に山道を走り回るのではなく、ひとつテーマを決めることにしました。
それがブログタイトルにもある『三角点』です。
三角点とは何か、の説明は長くなるのでWikiにお任せすることにします。
詳しく知りたい方はこちら を参照してみてください。
とにかく、山中のあちこちに点在する三角点を探訪することで、オリエンテーリングや宝探し感覚のわくわくが味わえるのじゃないか、と密かな期待を抱いているワケです。
今回は記念すべき(?)初回でもありますので、ロードのホームコース多摩湖CR周辺からスタートしてみました。
「上山口」二等三角点。
多摩湖CRに隣接した山口観音の一角に設置されていました。
小高い丘地の開けたスペースにあったので、第1号はあっさり発見です。
続いては、多摩湖CRから湖側にそれる細い脇道にIN。
細い土道の急登で、もういきなり「押し」です。
しかしことのほか苦戦したのが、じつは猛烈なやぶ蚊の襲来。
iphoneの虫除けアプリ「Bug Zap」を最大ボリュームでかざして応戦しましたが・・・
敵もさる者、膝下への集中攻撃は防ぎきれませんでした。。
あった、あった。ありました。
「村山」三等三角点。
正直、こんな分かりにくい場所にこんなモノ埋めてどーすんのヨ…と思わなくもないですが、いくつか訪ね歩くうちにいずれ理屈抜きでその意味を体感できる時が来るのでしょう。
まずはその時を待つことにします。(笑)
次に目指すのは、本日のメインターゲット「高根」一等三角点。
目的地へは狭山丘陵の未舗装路を選んで走りますが、途中で寄り道です。
でも「里山民家」とはまた・・・
施設の固有名詞なのか一般名称なのかよく分からない表示ですが、興味深いので覗いてみます。
おぉ!?
想像以上によさ気じゃないですか。
どうやらここは旧い農家の生活インフラを展示する施設のようです。
でも確かにこの佇まいでは、里山民家としか言いようがアリマセンな。
なるほど、納得。
じつはこの里山民家、展示しているのは旧家屋だけではありませんでした。
建物に視界をさえぎられて気づきませんでしたが、この家の裏手に谷合を開墾した田圃が展開していました。
ここも自然学習の場として一般開放されて、出入り自由になっています。
天気の良い日曜午前だったので、たくさんの親子連れやハイカーが小動物に触れながら散策を楽しんでいました。
つまりはこの組み合わせ。
田圃を生活の糧にする旧家のありようこそ、展示のキモだったんですね。
そして到着。
一等三角点はさすがに立派です。(笑)
ベンチに腰掛けて、リュックの中の茶を一服。
気温30℃超の猛暑日ではありましたが、気分はまったく爽快です。
惜しむらくは、自転車の仕様でしょうか。
初めて使うMTBの26×2.1インチのタイヤは、いささか幅が太過ぎました。
タイヤに重石でもつけているのかと錯覚するような存在感。
もちろん悪路での安心度は高いのですが、あちこちの里山へ長距離移動しようとするとそのアプローチこそまさに「修行」です。
・・・ということで、
この辺のカスタムも含めて、続きは次回以降といたしましょう。
posted by 東風