♨市街地♨
先週後半から私はすっかり風邪をひきこんでしまい、じつはまだ体調が万全ではありません。
ここで無理をして風邪がぶり返してもアレなので、今回はおとなしく自転車に乗ります。中年マジへたれ。
地元・所沢の市街地でまったり三角点探訪です。
今回もiphoneの「三角点マップ」を頼りに進めます。
最初に目指したのはおそらく市内唯一の一等三角点。
‘一等’であるからには以前訪れた「高根」一等三角点 のように重厚な造作を想像していましたが、どうも勝手が違います。
マップの表示は道なき畑の中。
半信半疑で脇道に入ります。
脇道の先は案の定この様子。
それらしきものは見当たりません。
本当にこの場所に一等三角点があるのでしょうか？
iphoneと首っぴきで畦道を歩きます。
ありました。
「本郷」一等三角点です。
これはまた随分とショボ素朴なたたずまいです。
もちろん案内板ひとつありません。
控えめな石柱を前にしばらく「わび・さび」を味わってから、先へ進みます。
♨障壁続々♨
次に目指したのは、本郷からほど近い「上富」三等三角点です。
地図上ではいかにも道端にあるようにみえたので発見は楽勝かと思いきや…
いざ現地で図を拡大してみると、これはどうやら民家の敷地内。
それもけっこう奥深い場所です。
さすがにここから中へ入り込むことはできません。
かといって、呼び鈴を押してインターホン越しに『三角点の写真を撮らせてください』と申し出たところで、不審者扱いされるのが関の山です。
考えてみれば、突然自宅に謎のおやじが訪れて意味不明の理由で庭の写真を撮らせろなどと言われても、私だって取りあうはずがありません。むしろ通報モノです。
残念ですが、ここはやむなく撤退です。
山には山なり、市街地には市街地なりの難しさが三角点探しにはあるようです。
仕方ありません。
これはそういう遊びなのだと割り切ります。
予想外の障壁に阻まれ悶々としながら走っていると、目の前に鉄塔が現れました。
しかも赤白のハデなやつです。
おあつらえ向き。
ここはひとつ景気づけに激写です。
この下から覗きあげるアングルはじつに萌えます。
～ べつに深い意味はありません ～
しかも、通りすがりの交差点でこのメッセージ。
なんというコトでしょう。
天啓のＧＯ！サインです。
ますます奮い立ちます。
満を持して向かった「亀久保」二等三角点。
しかし、
これはもしや…
小学校の中。
……。
あかん。
今日はもう…
撤退！ ○|￣|＿
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