こないだの日曜日、岡山まで行ってきました。

 

通り過ぎたことはあったけど、人生初岡山な気がする

 

目的はこれ

 


桃太郎ファイトボクシング!

 

会場は体育館のようなところで、選手が体育館の出入り口、観客が出入りするところでアップしていることに驚きました。



 

メインの試合は ユーリ阿久井選手(倉敷守安) 対 アブシード選手(比) フライ級10回戦

 

阿久井選手は僕の新人王の同期であり、ジムの先輩ケント兄さんの最後の試合の相手となった印象深いボクサー

 

新人王の時の控室がいっしょでちょこっとしゃべった記憶があります。

 

 

感想から言うとかなりおもしろかった。

 

 

1R、阿久井選手の力強いワンツーで会場がどよめくところからスタート

会場がどよめくぐらいなんでかなりスピード、キレがありました。

阿久井選手のようなタイプが相手だと一瞬の気の緩みが命取りになりますね。

 

試合前半はユーリ選手がプレスをかけてボディーを中心に有効打を当ててポイントを取っていく展開

 

アブシード選手はファウルカップの位置を気にしたり、ボディーが効いてるように見えたものの気持ちが強く、パンチを当てられた後すぐにガードの上からでも何発か打ち返す

 

1~5Rが終わりこのままいけば阿久井選手が勝つと思った矢先、6R目に打ち合いの中でアブシード選手の左ストレートがさく裂し阿久井選手がダウン…

続けて左右のフック連打で2度目のダウンを喫し、厳しい状況に

 

アブシード選手はここで決めるという意思がはっきりわかるぐらい攻めてましたが、阿久井選手がブロッキングでなんとかしのぎ6Rが終了

 

すごかったのが7Rで、打ちづかれたアブシード選手の左ストレートの打ち終わり、体が流れたところに阿久井選手が右アッパーを決めて一気に形勢逆転!

ストップの早いレフェリーなら止めてもおかしくないぐらい攻めまくって会場大興奮!

静かに観戦するつもりでしたが、あまりにもアツい展開に声を出して応援してました。笑


 

しかしアブシード選手がここを耐え、結果としては8R目にボディで動きを止められて連打を浴び阿久井選手の8RTKO負け


(試合内容とは関係ないですが、

7R終わった直後、疲弊しているアブシード選手にセコンドがビンタをして檄を飛ばしてました。

パンチもらってフラフラの選手にビンタってありなんか…)



 

試合後の談話を見ると阿久井選手は1R会場がどよめいたワンツーで右腕を痛めていたらしく思うように右が打てなかったそう

言われてみれば一発目ぐらい思い切りのいいワンツーはそこから打ってなかったような気も…

会場で見てて気づかなかった僕の目は節穴です。

 

両選手いい試合を見せてくれてありがとうございました。

 


えびめし食べそびれたので次岡山に行ったときはえびめしを食べる。