夏は2人ともよく頑張ってました。
ほんとに頑張っていた。
私も食事作りはもちろん
こどもたちが帰ってきてからの様子をみて
話した方がいいか
そっとしておいたほうがいいか
いつでも話が聞けるように
こどもたちとの時間を最優先にして支えようと決めた夏でした

話せる短い時間の中にある
こどもたちの心と技術の成長を拾い集める。
その日々を私の心に積み重ねていく。
私はそれをじっと覚えていて
こどもたちがくじけそうになったら
それをそっと教えてあげる。

それを重たいと言われる日があったり
おかあさんがそういってくれたから
といってくれる日があったり
どんな日も毎日が感動的で
毎日涙が溢れそうで
なんとかこの子達の努力が形になりますようにと毎日願いながら

全てを子どもたちのために使ってほしいと
願った結果ですが

娘は
大阪総体の出場権を得
長男は
出場権を逃しました。

長男の悔しがりようはこれまでにみたことがないほど。
言葉がでてこなくて
のくせに言わなくてもいいことを言ってると
わかってるのに
口が止まらない。

無駄に長男の気持ちをかき乱したかもしれない。

次の日の朝
いてもたってもいられずに
自分が慰められたくて
長男に久しぶりに両手を広げてみました。
いつぶりやねん
なんていいながら
片手は学校の鞄を持ったまま
片手でぎゅっとしてくれました。

もう大きくなっちゃって
両手を回しても
抱きしめられない背中になってました。

はぁあ。
この子の頑張りは
この子が結果につなげるしかない。
私がそっと
手を添える隙も、必要ももうない。

頑張ってるけど
がんばれ。
がんばってがんばって。