脱走してしまったうたちゃんはまだ見つかっていないそうです。
見つかりますように
以前ここでも呼びかけさせていただいたクラウドファンディングご協力のお願いですが、沢山の方が賛同してくださり犬たちに必要な支援がいきわたり始めているそうです。
Team Katsuragi という名で資金集めをされていた方たちが随時報告されています。
昨日私も、この子達みんなに狂犬病の注射をするのについて行かせてもらいました。
葛城さんのおうちにお邪魔したのは二回目で、前回は子犬の運搬をお手伝いしただけだったのでおうちの中には入らずみんなに会うことはできなかったのですが、今回は初めてみんなに会えました。
賢い子達ばかりで、注射をされる前は逃げ回っているのに、自分の注射の番が終わったら他の子がチックンされるのを見に来てみたり、どうやったらみつからないかと棚の中に隠れてみたりと、沢山いるのにそれぞれの子達に個性がありどの子も本当に愛くるしかったです。
本当にかわいすぎて、一夜明けた今も、かわいかったなー。かわいかったなー。って、あのつぶらな瞳が頭から離れません
以前から、葛城さんの犬に対する考え方などは少し聞いていましたが、今回葛城さんが犬たちに接する態度を見て、また彼から少しでしたが、犬に対する考え方を聞いて、彼だからここまですべてを捧げて、ただただ犬達のためにとやってこれたんだなと思いました。注射をする犬たちを捕まえる葛城さんの姿と、それに対する犬の反応を見ていても、彼が普段どれだけ犬達に圧をかけずに暮らしているのかが見て取れました。
多頭飼育崩壊寸前と言われ、支援を必要とする葛城さんのおうちにお邪魔してもそこに悲壮感が漂っていなかったのは、葛城さんが大切にしてきた犬たちへの思いと、犬たちがもともと持っている前しか向かないポジティブさが作用していたんじゃないかなと。あ、あと、昨日は気候もよくお家の中に気持ちのいい風も吹いていたのでそれも大きいかもしれないです
とはいえ、普通の感覚からしたら今犬たちが置かれている環境はけして良いものではなく、これ以上犬が増えないようにすることと、里親さんを見つけて今いる頭数を減らして行かないといけない事には間違いないです。
今回の訪問で、葛城さんがもっと積極的に犬を譲渡することができるようにいくつかの材料を提示して、葛城さんも納得してくれました。
譲渡の時に渡せる書類
脱走防止の方法、ビビりの子達への接し方などを詰め込んで説明書を作りました。これを里親さんにお渡しする事で、犬達が少しでも快適に幸せに暮らせるように。葛城さんの願いも、譲渡への不安の根源もそこにあると思って作りました。
里親さんを見つける方法
葛城さんに、里親さんを見つける方法は一つだけじゃないって事を理解して、安心してほしくて書いていきました。多分、わかってくれたと思います
葛城さんと知り合ったのは数年前ですが、彼の犬達のために自分に何ができるかとずっと考えていて、私にできる部分は犬と里親さんの架け橋になるところくらいかな…と。
「安心して渡せる人の元に犬を譲渡して、安心して暮らせるだけの頭数を葛城さんの元に残す。」を共通認識にし、起こった事、思ったこと、犬の事、人の事、ここに記録して、必要あれば呼びかけさせてください。
結構頑固らしい葛城さんと関わっていくと、私みたいな人間はそのうち怒鳴られたりするんだろうな〜とちょっとびびってますが、あまり気にせず、葛城さんが持っている犬たちへの愛情を大事にしながらやっていけたらなと思ってます。
葛城DOGS、みんな可愛かったけど、写真撮ったらさらに警戒されそうだったので一枚も撮れず また会いに行きたいと思います