惜しまれながら最後の営業日となった石風呂。
我が家も諸々の用事をすませ、総出で5時半ごろに到着です。
嫁さんは、この廊下を歩きながら込み上げて来るものがあったとか。
そんな気持ちと一緒に、ここがあった事を心と身体に刻み込みます。
真ん中3人は洗い場で遊んでばかりでしたが、ここで遊んだことも少しでも記憶に残ってればよいな。
ずっと石風呂の記録を撮り続けてきた岡田くんにも、ありがとう。お疲れ様でした。
我々がきた後からも、次々とお客さんがやってきました。
しかも知り合いが、大半(笑)
やー、寂しいけど、賑やかで楽しい時間でした。
石風呂の中は、ムシロもアマモの上もビシャビシャでしたが、沢山のお客さんが来るので稲村さんが沢山の枝木を燃やしてくれてたおかげか、ぬるい方もあつい方も最高でした。
火照った身体で海に浮かびに行くと、西の空に三日月が綺麗におられ、宇宙には満天の星。 石風呂の上に立つでっかい鉄塔を見上げて浮かぶ、いつものこの時間。
海と宇宙にサンドイッチされて、気持ちが自然と同化してとけていくような気持ちになります。
海の中でズボンも脱ぎ捨てて、すっぽんぽんで満天の夜空の海に浮かびながら。
ああ、この時間は奇跡だわと感動する。
休憩場所には、足の踏み場もないほどドンゴロスが敷いてあります。
立って半畳寝て一畳。
ドンゴロスがマイスペースです。
8時回ってもギッシリでした。
これからも、我が家は年に何度かは海水浴やヒジキ狩りしにこの場所に遊びに来るでしょう。
その度に、この風呂の素晴らしさを子供らに話して聞かせようと思います。
石風呂を今日まで続けてきてくださって、稲村ご夫婦、本当にありがとうございました。
これからは、お二人の人生を楽しんで生きてください。
お疲れ様でした。