今年もゆうき無農薬にて、桜の山農場のお米ができました!!!
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豚糞とモミガラの堆肥と、僕と18歳女子高生(農場長)の汗が育てたお米です。
まずは今年もお米が健やかに実り、毎日の僕たちの食を支えてくれる恵みに感謝です。
移ろいやすい天気の中、なんとかコンバインが入れるタイミングと天気が折り合い、無事にコシの半分の2.5反ほど稲刈りができました。
そして今年は我が家に、有機農家仲間の岡田くんの家から乾燥機がやって来たので、全ての作業が1箇所でやれることに。
ちなみに去年までは、実家の親父の乾燥械を弟と三軒共同で使わせてもらっていました。
我が家で乾燥機を置けて何が良いかって、乾燥した米を運ぶ手間がなくなったことです。
今まではトータルで3tくらい、まずはトラックに、積んで降ろして奥手は保管して、その後籾摺り機に投入する手間が全部一つの作業に集約され。
それまでは合計で3〜4回持って動かしてたんですよ、3tばかし。
その手間がなくなったわけでねー。
やー、ホントに超ラクになったー。
この度の水分含有率は16%に設定しました。
そして↑のくらいの仕上がり、うむ 狙いどおりで上々です。
新米がなぜ美味しいかというと、水分含有率が高いからと言われてます。
(だから、新米を炊くときにはいつもより水は控えめにして炊くのです。)
お米を安定して長期保存するためには、水分含有率15%あたりで保管することがセオリーです。
その後、長期保管になると緩やかにではありますが、そこからさらに乾燥していきます。
(美味しいだろからって、水分含有率かなり高いままで保管すると、最悪の場合 カビます。)
ただし、この時期の新米のコシヒカリはあっという間にみなさんの食卓にのぼるため、長期保管を考慮しなくて良い為に ある程度高めの水分含有率で仕上げてお届けさせてもらってます。
そんなこんな理由も色を添えてはくれますが、まぁ理屈抜きで新米は、、、
美味しいですよ!
(とくに、冷えたときの米のうまさにはビックリします。 我が家、カマドで羽釜で炊いてるため保温等はできないため、いつも炊きたての後に冷や飯を食べてます。 冷えてからの米の味は、そらもぉすんごく分かるのです。その辺りの違いは、日々の暮らしの中で顕著に感じています。 新米、うめーです。)
毎月15日のお米の定期出荷に向けて、籾摺りしながら出荷のための石抜きも 同時並行作業で行なっていきます。
細かいこというと、これらの籾摺りとか石抜きとか精米の作業中もお米は乾いていきます。
なので、この時期にちょっと高めの水分含有率で仕上げて出荷できるのは、自分的にはプレミアムだと思ってます。
今年の米作りも、、 、、
苗作りの為の土作りから始まり、草対策したのにわりとハードな除草作業に、イノシシ対策に水管理に 農場長大活躍の畦草刈りにetc、、、
色々ありました。
し、今現在もモチ米のヒエの除草の真っ最中です。
(上の写真の手前と奥に頭出して見えるのが ヒエ!)
農場長は畦草刈りをしてくれてる中、僕の田んぼの中での格闘2時間の作業の末、田んぼの入り口がヒエとホタルイで山盛りになりました(写真は作業の前半ね、この後 草がすんごい山盛りになる。)。
でー、これは本日の 明日のコシヒカリの後半の稲刈りのために、雨水が溜まった田んぼのジュルい所の手刈りを終えたあとの腰下の洗濯。
川で洗濯しとくと、家に帰って泥を洗い落とす手間が省けるのでとても良いのです。
けっこう川の水は冷たかったけど、全身汗ダク泥まみれの我々にはちょうど良い洗濯場とクールダウンなのです。
稲を育て、お米を食べれること。
その当たり前の毎日の為に、この4ヶ月半頑張って来ました。
米が毎日食べれるって、様々な作業の上に成り立ってるのです。
そんな我々の体験や感じた一端でも、、 お米と一緒に届けれたら。
きっとより美味しく、大切に食べてもらえるのではと 思うのです。
さぁて、今年の新米も美味しく食べてもらうため、台風前のコシの稲刈りとお便り書きと 出荷のラストスパート、頑張るぞー!
あ、お米を食べてくれてる皆さんには、毎年この時期に年間予約していただき在庫管理してます。
もし、お米に興味を持ってくださった方は、お試しでも出してますので、ご連絡お待ちしています!
玄米 540円/kg
三分、五分、七分つき等の精米 600円/kg
送料 県内500円/〜30kgまで
近畿600円、関東750円です。
TEL/FAX 0848-66-1927