8年ぶりに、我が家の天ぷら油のろ過装置をやりかえた。 | ~豚飼いと天ぷらカーと子育て~ 桜の山農場のブログ

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地域循環による豚飼い、無農薬有機農法による米作り、可能なエネルギーの自給、、を模索する日々のブログです。
生活の中で思い感じたこと、作ったものや息子の成長記録などを刻んでいけたらと思います。


長女のツムがお腹にいた8年前に天ぷらカーに乗り出しました。

ブログを書き出したのも、ちょうどその頃からです。

濾過器と題した、なんと第2回目のブログがこのネタでした。



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まぁ、よく8年ももったなと思うのですが、手前の衣装ケースがバキッと割れてるのが見てもらえると思います。



ちょっと前にネコのテンちゃんが飛び降りてフタをバキ割り、その後コンパネでフタを作ったら2日前に、またテンちゃんがコンパネに飛び降りたGで衣装ケースが割れたのではと推測してます。



濾過済み油がポタポタ漏れてますし、まぁ見事に壊れてることだし、作りかえることにしました。




ここでちょっと、我が家の天ぷら油のろ過装置の概要のご説明。


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200Lの一次ストック用のタンク。




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ポリタンクや一斗缶でしっかりと放置濾過した油の上澄みを、不織布を通して入れます。


このタンクにも、なるべく汚れた油が入らないように気をつけてます。





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で、またしばらく放置して綺麗に澄んだ状況で少し浮かせたところから抜きます。



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で、ここからがウチの本濾過システム。


50Lのストックタンクと、ペール缶とで合わせて60〜70Lくらい一度に投入できます。




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ペール缶のとこは不織布。


冬場の寒さで固まる動物質の油の対策です。



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そして、最後がティッシュとクッキングペーパーのろ過装置、通称やまの式。




最終的には50Lのストックタンクから高低差で濾過済みストック用の200Lのドラム缶二本に落ちる設計です。


一度にドカッと仕込めるし、あとは手間なしなので便利なシステムと思ってます。



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濾過済みを車に給油するシステムで、ギアポンプを乾燥機のモーターで回して汲み上げてます。


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給油は5mホースが伸びて、ノズルの先端にモーターのスイッチ。
給油スピードもスタイルも、ガソスタ風に給油ができてます。

以上が我が家の天ぷら油のの濾過システムです。








さて、そんなわけで やまの式 をやりかえましょう。



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ホームセンターで買ってきました新しい衣装ケース。


今回は、今までの衣装ケースと比べたらずいぶん小さなモデルを選んできました。



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5mmの穴をあけていきます。
寒いので、新しい衣装ケースなのに ピシッとかイヤな音が出るので、寒いときにやる仕事じゃないなと思いながらの作業。








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油はただ穴開けただけでは表面張力で中々落ちてかないので、この穴にアンカーボルトを刺します。



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100本入りで4本あまり。


中々に良いと思います。




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で、ホールソーで配管の入り口と出口を作ります。



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これは出口、ここから濾過済みがドラム缶に落ちていきます。



適当なゴムをパッキンにしてしっかり挟み込むと、油漏れはありません。



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以前の1/3くらいのサイズになりましたが、無事に設置完了しました。


この後、どんどん濾過されている写真は暗かったので撮れず。



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今回 やまの式 を小さくした理由は、特に冬場の濾過は油が低温で固まりやすく、ろ過装置をすぐに詰まらせてしまうので、あれ、詰まったかなと思ったらすぐにティッシュを交換できるようにと思ったからです。



小さなシステムなら、ティッシュの量も少しで済むし入ってる油も少ないのでメンテナンスが楽チンなのです。


スピードが落ちたらすぐに交換。
これ、冬場の濾過では大事と思います。



ちなみに、、、


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8年使った濾過システムの底は、綺麗な油が落ちるべきはずの底は、こんな状態でした。

ろ過装置を持って動いたらこのヘドロみたいなのが一瞬で混ざって、クソ汚い油ができました。



んー、この心のモヤモヤが共感できるのは、同じ天ぷらカー乗りだけでしょうか。


まぁ、気にしてちゃ天ぷらカーなんて乗れないですけどね(笑)



そんな、天ぷら油のろ過装置の話でした。