井戸がついに復旧! | ~豚飼いと天ぷらカーと子育て~ 桜の山農場のブログ

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地域循環による豚飼い、無農薬有機農法による米作り、可能なエネルギーの自給、、を模索する日々のブログです。
生活の中で思い感じたこと、作ったものや息子の成長記録などを刻んでいけたらと思います。

汗疹の季節です。



こまめに水浴びして汗を流してやることが大事ですが、沼田川にある浄水場の取水口が水没してポンプなど痛んだのでしょうか、まだまだ水道の復旧は一週間先とも10日先とも言われているいまの三原市では、水浴びなんてかなり贅沢な事です。






幸いにも、近くの土建屋さんの井戸や実家の井戸からポリタンクや最近では200Lのタンクで水を持って来れるようになり、洗濯や我々の汗を流すのもだいぶ楽になりました。




さて、朝から配管と電気配線の復旧に取りかかりました。







塩ビパイプの長さを慎重に測って切って貼っていきます。







冬場の凍結などでよく配管は修理するので、ピタッと決まりましたが。


30mmの配管は普段扱わないので、待ちに待った貴重な水が通るラインなので、中々に緊張した作業となり。






配線はエアコンの銅管をジョイントにして繋いでビニールテープで絶縁したのち、ショートしないことを確認してから自己融着テープで水終い。








とりあえず、ポール立てて引っ張って来ました。





本来なら4mくらい下にある水は、ありえない水位に。


変な泡や落ち葉や小枝などの有機物も浮いてます。


できる限り、ザルですくってみたりもしました。








そして、井戸ポンプに呼び水を入れて電源を入れてみます。











が、





待てど暮らせど水が出て来ません。



↑嫁さんと電話連絡して、まだ水出ないよーのやりとり中。



メチャ困りましたし、今まで気を張ってたものがガラガラと崩れてくようで 朝食後、30分ほどバタンって凹みました。








色々手を尽くして、やはり家に繋がる送りのパイプではなくて、井戸の中の取水口が詰まってるのだろうと行きつき、ポンプを持ってきて中の水を排出することに。







中々に良い色の水が出ます。






そしてストレーナーが土砂で埋まってる現場を発見!



ここまでくれば、後は土砂の撤去のみ!







そんな事してたらもお、お昼。


じきに水は復活するから贅沢しよやと、素麺。

茹でるし冷やすしで、結構水使うメニューなんです(笑)







午後一、豚の出産。



こんな時にも生まれる命はあるのですね。



これがもし被災中の人の場合だったらという想像は、とっても苦しくなり想像をやめました。










井戸の上にやぐらを組んで、特殊部隊の出動準備完了です。






いざ、レスキュー!







あとはひたすら泥出しです。



井戸の中は涼しいらしくて、水に浸かってる足は冷たくてたまらんかったそう。



僕は地上でアブと戦いながらラグビー部の筋トレのように、ひたすらバケツマッチョの繰り返し。




東京ドームに換算したら何杯分の泥をかき出したことになるのでしょうか。




ようやくストレーナーの先にアクセスできるようになったので、ポンプを稼働してみました。










ついに水が出ましたー!!!







一旦空になるまで排出して、また溜まったら排出して、ドロは出なくなったので、あとは使いながら綺麗になるのを待とうと思います。


家の蛇口から水が5日ぶりでしょうか、ちゃんと出てきてるのを見て、我が家の暮らしは完全復旧したと嬉しく思いました。







今のところはこんな色。


明日か明後日には綺麗になるかな。
もうしばらくは、ポリタンク等での汲み置き暮らしと併用しつつですが、トイレから出てきてすぐに手を洗える暮らしが戻ってきました。







井戸掃除、お疲れ様の農場長でした。