この猫ちゃんは里親さんが見つかりました。
多くのかたにご心配をして頂きました。
この猫ちゃんはもう大丈夫です。
ありがとうございました。
地元のある場所。
両手、両足にはほとんど毛がありません。
口内炎かなと思い缶詰をあげたら食べてくてました。
缶詰には持っていた抗生物質をまぜて上げました。
若い猫と比べてずいぶん容姿が違いますね。
随分前からここで餌を上げている方に聞いたところ
この猫は捨て猫みたいだよと言っていました。
これが野良で生活をしてきた姿です。
この子はまだ生きています。
まだ一生懸命に生きようとしています。
ただ今年の夏を越すことは出来ないでしょう。
野良の生活は決して楽なものではありません。
飢えや渇き、寒さ、満足な食事もできず栄養失調に
陥ったり病気や交通事故といった常に死と隣り合わせの中
生きていかなければなりません。
もうすぐ死を迎える猫
誰もが可哀想というだけですぐに目をそらしてしまう。
悲しい。
もしこの子が捨て猫ならば捨てた人に言いたい。
あなたの捨てた猫がこんな姿になりました。
裏切られてもここまで生きてきました。
でも、もう生きていく力は残っていません。
あなたはもう捨てた猫のことなど忘れているでしょう。
でもこの子はまだあなたを覚えているはずです。
あなたにこの姿が見れますか?
最後まで面倒を見るのが飼い主としての責任です。