暑さが本格的になってきたので、お花の持ちがよくありません。
花屋さんに行っても、『暑なってきたからなぁ~』と言われます。それでも仕入日に行ってるので、種類は少なめなものの、お花はあふれんばかりでした
そんな花屋さん泣かせの季節の中で、比較的持ちのいい“ゆり”を買って帰ってきました。
さて、大ぶりのゆりを買ったはいいけれど、先日、見事に花びんをひとつ割ってしまった私。無事に活けられるのかしら…と、帰り道で不安になりましたが、何とかうまくいきました
特に、もう花が開いていたこの子は小さな花びんにぴったり活けられました
花を活けてから、外出して戻ってくるとドアを開けた瞬間から、ゆりの香りが迎えてくれます。かぐわしい香り…
ゆりは香りの強いお花です。エアコンの入っていない閉め切った部屋の中では、いっそう濃密に香ります。
う~ん、この香りは…イランイランのような濃厚さ…
イランイランは熱帯雨林原産の高木で、なかなか生のお花を見る機会はありませんが、アロマセラピーで使うエッセンシャルオイルのイランイランは、濃縮されているせいもあるかもしれませんが、ほんと、濃厚な香りです。
現地インドネシアでは新婚初夜のベッドにイランイランの花を敷き詰める習慣があるそうで、濃密で官能的な香りを嗅ぐとさもありなん…です。
精油の効能的にも、男女ともに効果のある催淫作用があるので、昔からの習慣が、実は意味あるものだったと、科学的に裏付けられています。
また、他のお花から取れるオイル同様、女性の味方のオイルです。
子宮を温めながら強くしたり、生理痛、更年期にも効果的です。
そのほかにも、血圧降下作用や精神を落ち着かせ、安眠と至福感をもたらせてくれる精神安定剤的な働きもあります。
なので、寝室のアロマランプでラベンダーなどと一緒に香らせたり、今日はゆっくりのんびりお風呂という時のアロマバスに使ったりしてもいいですねアロマバスのレシピは、また近いうちにアップしま~すね