こんにちわ
アロマセラピーというと、リラックスというイメージが高いですが
逆に元気になる香りが沢山あります
普通は元気になれる香りと聞かれると
オレンジやマンダリン、ベルガモット等の柑橘系をお勧めすると思います
柑橘系の香りには抗鬱作用があり好き嫌いがないので、すっきりと元気になれます
でも、心から温かく元気になりたい時ってありますよね
某有名スパイス会社の社員のほとんどが
「一番、好きな香りは」と質問された所、この香りをあげました
このスパイス会社の社員は皆、元気一杯です
私が一番、心の底から元気になれるお勧めの香りはコレです
カルダモン(Elettaria Cardamomum)
インドカレーには必ず入っているスパイスです
カルダモンはとても高価な物として古くから親しまれてきました
カルダモンはラテン語で(Elettaria Cardamomum)
Cardamomumは心臓に良いという意味です
その名の通り精神面だけでなく肉体面にも作用があります
歴史をふまえてカルダモンの主な効能、効果を説明します
1:精神強壮、催淫作用
サウジアラビアでは、精力効果があるとされ、子供に恵まれるものとして親しまれています。
また、ノルウェーやスウェーデンでは、クリスマスのハッピーシーズンには食事やデコレーションとして
愛用されていて、クリスマスの香りとまで言われる程、人々を幸せにします
*カルダモンの化学組成はエステル類(テレピニルアセテート、リナリルアセテート)が多く、この成
分は精神強壮や神経強壮に効果があります)
2:消化器刺激、消化不良
インドでは紀元前に生薬やスパイスとして親しまれ、4世紀頃には泌尿器系の病気を治し、脂肪をとり、
消化吸収を助ける効果があるとし、上流階級の人々に愛されてきました
3:殺菌、消毒効果
インド、スカンジナビアでは口臭を助けるものとして、カルダモンを噛みながらお酒を飲んでいます。
*どちらかというと、消化不良による口臭だと私は思いますが
また、古代王国を支配していた王様は自ら死を選び毒薬を飲んだが、常にカルダモン等のスパイス
で調合された解毒剤を飲んでいたため、なかなか死ぬ事ができなかったというエピソードもあります
カルダモンすごいでしょ
すかっとして元気になれるというよりは心や身体が温かくなる感じです
なんで
なぜならカルダモンはショウガ科なので
身体を温める効果があります
私は便秘や消化不良にもお勧めしている香りです
オイルにカルダモンと柑橘系(マンダリンやベルガモット)等を混ぜてお腹をマッサージすると
「あらら、次の日快腸じゃない」
アロマセラピーでなくても、コーヒーにパウダーをいれたり
ワインに混ぜたりして使用してみてください
心の底から元気になれます
以上です
IFA認定国際セラピストMOE