若者の8割が発症！！「SNS依存」で失う人生にしないために！（前半）

こんにちは＾＿＿＾

先日、若い子達と会話をしている時、驚いた事がありました。

彼女たちは、「来週、ディズニーランドに行くの楽しみ！！」と言って計画を立てていました。

ディズニーランドは楽しいし、仲良しの友人同士で行くのは、更に楽しいですよね＾＿＿＾

「何乗るの？」と何気なく聞いた所、「何も乗りませんよ！！」という返答が。。。

「何も乗らないの？え？じゃあ何をしにディズニーランドへ行くの？（私）」

「インスタ用の写真を撮りにいくんです＾＿＿＾（彼女たち）」

「え？仕事で？（私）」

「違いますよ（笑）普通にインスタ用に映える写真を（彼女たち）」

「え？ディズニーのパレードとかの写真を？（私）」

「違いますよ！！色んなスポットで自撮りです（彼女たち）」

「その写真をSNSに載せてどうするの？（私）」

「自己満ですよ！！笑（彼女たち）」

私にとっては、ディズニーランドは乗り物を乗って遊ぶ場所だったので、自分たちの写真を撮るために行く事に、

驚いてしまいました。

そこで、大人数の若い子達と話す機会を頂き、聞いてみた所、、、

「約9割以上が、私生活をインスタ映えの写真を撮るために、行動している事」が判明しました。

実はここ数年で急激に増加し、問題視されている、ＳＮＳに依存する事で発症する「SNSうつ」と「SNS中毒」について書きま

す。

「ＳＮＳ」は、上手に使用する分には良いのですが、操り人形のように「ＳＮＳに使用される」と、

心身の極度の疲労やうつ、自殺まで引き起こしてしまう恐ろしい社会です。

そして、SNS依存の怖い所は自覚症状がないところです。

それでは早速＾＿＿＾

■SNSの写真に命をかける「SNS中毒者」の実態

「インスタ映え」の為に、カフェやスポットに行って良い写真を撮影し、加工し、最高の写真を作り上げ、インスタにアップし、「いいね」をもらう事で充実感を得る。また、「ばずる」事でフォロワーを増やしたいがため、「水着」になったり、驚異の行動や写真を掲載。フォロワーの数が、その人間の評価と考えているので、数が多い程、人気者になったり、尊敬される。

●SNS中毒とは？

ＳＮＳ中毒とは、身体、心理、経済的に悪影響を及ぼすと理解していても、辞められない行動です。薬物やギャンブル、アルコール依存症と同じです。ＳＮＳを使用できないと、イライラしたり、極度の不安感を覚えたりします。

自分が投稿した注目度ばかりが気になったり、他人がしている事をチェックしないと気が済まず、1日の大半をＳＮＳに費やしてしまいます。

●SNS中毒の原因は「脳」

SNS中毒の原因には、脳内ホルモン（神経伝達物質）と呼ばれる「ドーパミン」が分泌される為だと言われています。

ドーパミンは、「やる気ホルモン・報酬系ホルモン」と言われ、嬉しい、楽しいといったポジティブな感情を生み出す神経伝達物質です。ドーパミンが分泌されると、人生にやりがいを感じ、自然とやる気が出てきます。分泌されることで物事を前向きに考えたり、喜びや快感を感じたりすることができます。人間は、これが欲しい為に生きているといっても過言ではない位、大切なホルモンです。（ドーパミンに関しては以前の記事をご覧下さい→脳はご褒美が好き!!「脳が喜ぶ事 VS 嫌いな事」）

ドーパミンは、「美味しい物を食べた時」「運動した時」「楽しい社会的な交流」があった時などに分泌されます。

実は、SNSで「いいね」や「コメント」をもらった時も、同様にドーパミンが活性するのです。そして、その「いいね」が数値化される事でユーザーは自尊心を満たします。

ただ、恐ろしい事に、SNS中毒者と、薬物やアルコール中毒者に関連する脳の領域は同じなので、頭でわかっていても、止められなくなってゆきます。危険なのは、SNS中毒に陥ると、現実の世界を疎かにしてしまいます。

■約8割が「SNSうつ」？

新たなうつ病の原因に、「SNSうつ」があり、問題視されています。簡単に言うと、SNS上に上げられた他者と自分との比較や、自分の投稿の評価など、評価を得る為の行動による疲労、SNS上の間接的な嫌がらせやイジメなどにより「うつ」状態になります。

「SNSを休む事」が「メンタルヘルス」に影響を及ぼすのかどうかをBATH大学で実験されました。面白い研究結果が発表され、SNS（Instagram,Facebook,Twitter,TikTok）利用を1週間休む事で、うつ症状と不安症状の明らかな減少が認められました。

それ程までに「SNS」が「メンタル面」に影響を及ぼしている事を知っておく必要があります。

ＳＮＳの世界にのめり込むと、心身共に自分を疲れさせ、現実社会を疎かにしてしまいます。

また、現実社会が上手くいっていないがため、「ＳＮＳの世界」にのめり込むというルーティ―ンです。

それでは、ＳＮＳの世界に依存しないで、「ＳＮＳの操り人形」にならないように生きるにはどうすれば良いでしょうか。

「SNSを見ない？」それは、もう今のこの世の中では、不可能に近い物がありますよね＾＿＿＾（特に若い子には）

そこで、次回は、「SNS世界を超える！！充実感と達成感を感じられる方法」をご紹介します。