こんにちは^__^
10年に1度の濃厚さと言われる「今期のシドルハニー」前回の記事→ 10年に1度の濃厚さ!!今期の「シドルハニー」入荷!!
注文が殺到していて、発送にお時間が少しかかってしまっているようです。大変申し訳ございません。
できるだけ急いでいますので、楽しみに待っていて下さいませ。
今回は、そんな皆さんの大好きな「ハチミツ」を作っているミツバチについてお話します。
世界で9割以上の人が好きだと言われている「ハチミツ」
そのハチミツを作っている「ミツバチ」
ミツバチは、4200万年前という人類が地球上に誕生するはるか以前から生息してました。
もし、そのミツバチが世の中から消えてしまったら、地球はどうなってしまうと思いますか?
「ハチミツがなくなるんでしょ?」と思いますが、それどころの問題ではなくなります。
ミツバチがしている仕事は、私達や他の昆虫には代理でできる物ではなく、その仕事は世界経済を大きく動かしています。
つまり、ミツバチがいなくなると、「世界経済が破綻する」と言われています。
朝のコーヒーや牛乳は飲めなくなり、トイレットペーパーも無くなるかもしれません。
皆さんの大好きなコーヒーは消えてしまいます。
そこで、今回は、「ミツバチが全滅したら世の中に与える影響」をご紹介します。
それでは早速!!
■ミツバチの減少が世界中で深刻な問題
実は、世界中で、ミツバチの減少が深刻な問題となっています。
世界中のミツバチの数は、何年も前から減少し続けています。
1990年代、養蜂家たちによって、冬の時期の働きバチの減少が報告されるようになりました。その後、4000種類の様々なミツバチの大量死が確認されたり、2018年には、アメリカにおけるミツバチのコロニーの40%が死滅あるいは消滅し、史上最も深刻な状況であると言われています。
ミツバチが減少してる原因は、「寄生虫や害虫」「病原体」「栄養不足」「農薬」「ストレス」「周辺環境の変化」「異常気象」などが挙げられており、いくつかの要因が複合的に影響していると考えられています。
■ミツバチが全滅したら地球に起こる7つの事
①ハチミツ、プロポリス、ロイヤルゼリーなどが世の中から消える
人類は約9000年も前からハチミツを収穫してきています。昔は、農業でとても重要だったのは、養蜂です。
ミツバチによって、花が咲き、ハチミツや蜜蝋ができるからです。
ハチミツは古くから世界中で、栄養補給、傷や火傷、咳の薬、風邪、皮膚や頭皮ケアなどとして使用されてきています。
その他、プロポリスやロイヤルゼリー、ビーポーレンなど沢山の命を救ってきたミツバチによって作り出される物は消えてしまいます。詳しくは以前の記事をご覧下さい→97%が実感!4200万年前から存在する「天然の抗生物質」とは?
②コーヒーも?野菜やフルーツの半分以上がスーパーから消える(食糧危機)
ミツバチは花粉媒介者として働いてくれています。
国連の報告によると、世界の食料の90%をまかなっている100種の作物のうち、世界の主要な農作物の87品種がミツバチの授粉によって生育している事が明らかになっています。もし、ミツバチがいなくなってしまったら、スーパーに並んでいる食べ物の半分はなくなってしまいます。
例えば、消えてしまう食品には、りんご、きゅうり、アーモンド、アボカド、カシューナッツ、ブルーベリー、ブドウ、桃、苺、ミカンやグレープフルーツなどの柑橘系、クルミ、スイカ、コーヒー、胡椒など。
③乳製品が消える・牛肉は価格高騰
ミツバチの授粉による作物を食べている乳用牛。
乳用牛は、毎日約45キロのエサを消費するが、そのほとんどは、ミツバチの授粉によりできるアルファルファの干し草です。アルファルファがなくなると、乳用牛のエサが足りなくなり、バター、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品はできなくなります。
ここ数年、話題になっている「第三のミルク」と呼ばれるココナッツミルクやアーモンドミルクなどを代用にする事になったとしても、実はアーモンドはとてもミツバチに依存している作物なので、ミツバチがいなくなれば、アーモンドやココナッツもこの世の中から消えてしまいます。
また、乳用牛が牛肉として使われている現状にも問題が出てきます。牛肉の17%は乳用牛の肉の為、ミツバチ連鎖で乳用牛がいなくなってしまったら、牛肉の値段は高騰します。
④トイレットペーパーも?衣料業界に異変
ミツバチの授粉により作られる作物の1つにコットンがあります。コットンが無くなると、デニム、Tシャツ、インナー、ソックスなど、色々な衣類に影響がでてきます。また、ベッドのシーツ、靴ひも、おむつ、トイレットペーパーなどの日用品にも多大な影響を及ぼしてしまいます。コットンの代用として、ポリエステルなどを使用すると、大量生産はできず、価格が高騰します。
⑤食べ物の価格高騰・食料危機
多くのフルーツや野菜が、育たなければ、食べ物が不足します。人間の手で授粉はできるとはいえ、限界があるため、食べ物の値段が上がることは必至です。
スコットランドでは、2012年の冬、ミツバチのコロニーの3分の1以上が壊滅状態になってしまい、その結果、食糧の値段が大幅に上がりました。物が不足すれば、その値段が上がるのは当然のことで、必需品ほど影響が大きいのです。
あいにく、ミツバチによって作られている食物は、私達の生活の一部になっている物がほとんどで、人の手で人口受粉により作られたコーヒーなどの価格は一体、幾らになるのでしょうか。
⑥栄養不足になり病気になる
人間が生きる為には、様々なビタミンやミネラルなどの栄養素が必要です。もし、ミツバチが絶滅してしまったら、私達の身体に大きな影響を与えます。
実は、2011年、サンタバーバラ大学の生態分析統合センターが、世界中のミツバチにより授粉する作物が、脂質や、カルシウム、鉄分、ビタミンA、C、Eなどのミネラルの大半を担っていることを発見しました。その作物が無くなったら、必然的にビタミンやミネラルを補う事ができず、栄養不足になり、様々な病気を引き起こします。
⑦世界経済の破綻
ミツバチがいなくなると、世界経済が大打撃を受けます。コーヒー、コットン、食品産業がなくなり、全世界的に影響が広がります。FAOによると、受粉を要する農作物はそうでないものに比べて、5倍の価値があります。ミツバチはアメリカ経済に150億ドルの貢献をしていると推定されています。
例えば、アメリカの経済を例にとると、アメリカは世界第三位のコットン生産国で、年間210億ドルのこの業界に12万5000人の人たちが従事しています。その産業が消えてしまいます。また、酪農業も消滅してしまうかもしれません。現在、全50州に4万7000以上の酪農場があます。その中で最大の乳製品生産を行う、ウィスコンシン州だけで、年間430.4億ドルの貢献をしています。
もちろん、これはアメリカだけの問題ではなく、世界中の経済に影響を及ぼします。例えば810億ドルのコーヒー業界。また、エチオピアやインドネシアのようにコーヒーの輸出に頼りきっている途上国などです。
つまり、ミツバチがいなくなったら、世界経済は崩壊すると言われています。
■他の昆虫や人間による人口受精をさせれば良いのでは?
ミツバチは、特定の花の蜜を集めます。1種類の花粉をその花に運ぶことになるので適切に受粉をする事ができます。ミツバチ不足に悩んでいる中国ではすでに、人の手による人口受精が行われていますが、ほんの短期間のうち受粉をさせなくてはならない為、上手くはできません。ミツバチが何千年もやっているように、効率よく迅速に花のまわりを飛び回って授粉させることは、人間にはとても困難な作業なのです。
ミツバチが世界経済にとって、これ程までに影響するのは、正直驚きですよね。
ミツバチがいなければ、植物が育たない、それを食する動物も育たない、
人間の生活に多大な影響を与えると、連鎖により、食物危機、経済破綻を及ぼす。
また、人間の手や他の昆虫にはできない仕事を4200万年前から行ってくれていたの
ですね。
専門家や組織がミツバチの減少の原因を必死に解明しようと動いていますが、
確実な原因が未だにわかっていません。
朝の美味しいコーヒーが手軽に飲めるのも、ミツバチのおかげなんて、恥ずかしなが
ら、気づきもしませんでした。
人間より、ずっと働いていると思います。
さすが、人生の先輩です。
何か恩返しをしないと^__^
以上です
IFA MOE
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