こんにちは^__^

 

皆さんは、「嗅覚が一番良い動物」はご存じですか?

 

その動物は、非常に頭の良い動物です。

 

野生に生息する動物としては珍しく長寿です!

 

その動物の社会は、人間社会とよく似ていると言われています。

 

答えは、、、

 

「象」です^__^

 

皆さん、「かわいそうな象」という本はご存じだと思います。

 

戦争の際に、象を殺害しなければいけなかった、悲しいお話です。

 

その際にも、飼育員が、の入った餌を与えるが、ゾウたちは餌を吐き出してしまいます。

 

象の嗅覚は動物の中で1位で、毒や薬など、どんなに隠しても見つけ出してしまいます。

 

 

実は、象は、嗅覚が良いだけでなく、高度な知性を持ち、傷ついた仲間を支えたり、死んだ仲間を起こそうとしたりもします。

 

長老の象には、若い象がかみ砕いて柔らかくなったものをあげたり、人間と似たような感覚や身体の部位を持っているのです。

 

実は、そんな象は、人間社会に大きな貢献をしてくれているのです。

 

そこで今回は、象が人間社会に貢献してくれている事をご紹介します。

 

 

■世界一嗅覚の良い!!「アフリカ象」

アフリカ象には、匂いを感じ取る嗅覚受容体の遺伝子が2000個近く含まれており、これは動物の中で群を抜いて1位です。 これは、象の嗅覚能力は、人間の鼻の5倍、犬の鼻の2倍で、動物界で、今まで、最も優れた嗅覚の持ち主とされていたラットの嗅覚さえも比になりません。

 

危険な物は一切口にしない象

象は口に入れる物は全て一度鼻で香りを嗅ぎ、確認します。草を食べる時は、草を鼻でつかみ、周りの木に叩きつけ、泥や虫を振り払ってから食べます。水ですら、一度鼻に吸い上げて、それを口に噴出してから飲みます。

自分にとって危険だと感じる物は鼻で吹き飛ばしてしまいます。

 

■象が人間社会に貢献してる4つの事

 

 

①象は人間のガン治療に貢献

実は、身体の大きい動物は細胞も大きく癌になりやすいのですが、象は、癌になりにくい事で昔から有名です。

アメリカのユタ大学とシカゴ大学の最近の研究により、象は癌に変化する細胞を排除する、DNAをリペアするメカニズムを持っている事が明らかになりました。

象の細胞は、癌になるのを防ぐP53という遺伝子が多く、人間の遺伝子には1組しか存在しないP53が、象にはなんと20組も存在していました。また、傷ついた細胞を殺すLIF遺伝子が多い事も判明しました。このP53とLIF遺伝子が組む事で、癌細胞を殺す事ができる為、癌になりにくいのです。

この発見は、人間の癌の治療や、癌を予防する新薬の開発に役立ち、更に研究が続けられています。

 

②「人間の聴力障害」に貢献

実は、象の聴力の範囲は、他のどの動物よりも人間に近いのです。その為、老化やその他の原因によって失われる聴力の研究に象は、貢献しています。象の耳が20Hzの範囲の音をどうやって検知し、そのメカニズムが理解できれば、新たな補聴器を作るのに役立ちます。
また、象は地面を伝わってくる振動を足や胴体で敏感に検知する能力があります。象は振動を足底の脂肪球に集め、受け取った振動を足の骨から肩へ、そして中耳に行き渡せる事で、36KM先まで届かせる事ができる。人間も同様で、手や足、唇、腸に振動を感じ取る細胞があります。この象の振動による聴覚能力を、振動を使用した新たな人間の補聴器の開発へと、現在スタンフォード医学大学で研究が続けられています。

 

 

③生きる源「水」を探し出し掘る

1日に100ℓも水を飲む象。

象は、優れた嗅覚による物なのか、振動による物なのかは明らかではないのですが、地下水を見つけ出します。

そして、象は、鼻と足を器用に使って井戸を掘ります。象は、地面を深く掘ると、水が染み出し、穴に溜まる原理を理解しているため、穴を掘って水がたまるのを待ちます。

干ばつの時に、地下水を見つけ出し、自分たちや、他の動物たち、人間に命の水を与えてくれます。

10 selfish reasons to save elephants | Environment | The Guardian

 

 

④象は「薬草ハンター」

以前、象は体調が悪い時には、自分の身体に合った薬草を探し出して調合しながら食べる「薬草ハンター」だというお話をしました。

詳しくは、前回の記事をご覧下さい→薬の起源?毒も見分ける「薬草ハンター」とは? 

ア フリカでは古くから象が食べている薬草は薬として使用されてきました。

また、皆さんがご存じの「ゴツゴラ(ツボクサ)」というハーブ、最近だと、皮膚細胞を再生し、美容に良いハーブとして、大変注目されていますが、古くから神経と脳細胞を活性化し、若返り、血流改善などの万能ハーブとして使用されてきました。

このゴツゴラも、スリランカ人が、長寿で知られている象が常に食べている事に着目し、自分たちが食べ始めたのが始まりです。

その後、中国の医師の間やアーユルヴェーダで「不老不死の薬」として使用され、現在では世界中であらゆる研究結果がでています。

 

 

 

象はとても頭が良い動物で、優しく接してきてくれた人には、甘えたり尻尾を振ったり、笑顔になります。

 

逆にからかってきた人には、威嚇し、踏みつぶしてしまう事もあります。

 

象は警戒している時、鼻を上げて匂いを嗅ぎ、敵か味方か判断します。

 

野生の動物はそれぞれの5感や感覚を使って、自分を治療する薬草を見つけ出します。

 

象の場合は「嗅覚」で探し出します。

 

嗅覚で危険、安全をどのように見極めるかは定かではありませんが、嗅覚は脳の海馬(記憶)と直結しているので、

 

記憶などの情報もあるかもしれません。

 

詳しくは以前の記事をご覧下さい→認知症は治る時代?「最新の香り療法」が大注目!! 

 

また、他の動物の薬草ハンターについて書きます^__^

 

余談ですが、聴覚が一番優れている動物は何でしょう?

 

「コウモリ」です^__^

 

以上です

 

IFA MOE

 

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