こんにちは。

今日も元気に更新いたします。

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さて、今日は具体例の3つ目、恋愛について見ていきましょう。

具体例を確認するには
「私はバカにされている」「この人はわかっていない」<3>をどうぞ。


この例では、あなたは彼氏に対する不満と悩みを持っていました。

まず、

「不満の1つ目は、彼があなたをないがしろにすることです。


つきあうときは、彼のほうが押せ押せで、告白をしてきたのに、
今は、明らかにあなたの優先順位が低いようにしか思えません。」


ということでした。


ないがしろにされている例を挙げると


・土日はあなたが誘わない限り寝ているか、友達との飲みに行ってしまう。

・あなたは彼の誕生日にプレゼントをあげ、
ちょっといいレストランでごちそうするのに、
彼はあなたの誕生日を忘れている。
それを怒ると、ファミレスでごちそうしてくれて、プレゼントもない。



そんなことから、あなたは、


「『愛されていない・・・』

『大事にされていない・・・』

とむなしくて、寂しくて、泣きたくなる」


のでした。


そして、

「不満の2つ目は、彼が自分の話をあまりしてくれないこと」

です。


具体的には、

・いつもあなたが一方的に、思いつくことを全部話している。
(彼は笑いながら聞いてくれる)

・彼はあまり自分のことを話してくれず、質問しても短く答えてくれるだけ。


という状況でした。


そこにさらに、あなたの不安にとどめを刺すような事実が判明しました。

それは、

・あなたは彼の両親に会わせてくれないし、
彼もあなたの両親に会わないのに、
元カノのことは両親に会わせていて、
お互いの家を行き来する、家族ぐるみの関係だった。


ということ。


ついにあなたは、

「『もっとあなたからも電話してほしい』

『土日は基本的に会う、ということに決めてほしい』

『つきあっているのだから、誕生日とクリスマスはちゃんとやってほしい』

『あなたのことをもっと知って、お互いを理解し合いたいから、
私が聞いたらもっといろいろと教えてほしい』

『どうして元カノはあなたのご両親に会ったのに、
私は会わせてもらえないのか?

私のことは本気ではないのか?』

という、溜まりに溜まったモヤモヤを彼にぶつけることにしました。」


ということでしたね。

以上が3つ目の具体例のあらましです。



あなたは、大好きな彼と会いたいのに、会いたいと思ってもらえず、

誕生日も忘れ去られ、

そのことを怒ってようやくファミレスで食事、

プレゼントももらえず、

こちらは心を開いているのに、彼の話はしてもらえず、

元カノには会わせていた彼のご両親にも会わせてもらえない。


好きなのに・・・

もっと仲良くなりたいのに・・・


さびしい~~~~~~~~!!!(泣)


という状況です。


それが彼氏でなくても、

片思いしている男性であろうと、
友達になりたい女性であろうと、
親であろうと、

自分が好きで、親しくなりたい人に
同じように思ってもらえず、
親しくなれないことは、
つらい、さびしい、というのは、当然のことです。

とてもよくわかります、知っています。


彼氏に誕生日を忘れられているあなたも、

6人グループで軽んじられているあなたも、

年上の女性に(人として)惚れた私も、

ようは、フラれているわけです。


「フラれる」というのは、つまり

好きな人からいーっぱい愛されたいとか、
グループのみんなから大事にされたいとか、
素敵だなーと思った女性と友達になりたいとかの望みが、

「自分の思いどおりにならなかった」

ということ。

長谷部選手だって、その意味ではフラれたのです。監督に。

ということは、仕事の具体例での、
会社から認められなかったあなたも、
会社からフラれているといってもいいでしょう。


フラれたら、悲しいですよね。

「むなしくて、寂しくて、泣きたくなるのです。」

そりゃそうですよ。



ここで、ネオ考えを身につけるにあたって、

とても重要なことを知っておかねばなりません。


それは、

私たちは、

自分の望みどおりにならなかったときに、

その相手が悪い!と責めたり、怒ることがある


ということです。


これを、もう少しくわしく見てみましょう。


1,望みどおりにならなかった


・・・うんうん、生きていればそんなことだらけ。



2,がっかり、悲しい、さびしい


・・・わかるよ、落ち込むよね。




3,相手が悪い!おこ!(怒るの意)


はいー!ここがエラー!なのです。


「望み通りにならない」そして「残念、さびしい」までは、
人間として、しかたのない感情の流れでしょう。


しかし、
「私の願ったとおりにならない相手が悪い!」と結論づけ、怒るところで、
思考も行動もストップしてしまいます。

「はい、結論。
相手が悪いですー、相手がひどいですー、間違っていますー、
しゅーりょーーーーーー」


で完結し、

「自分はそのままで、相手が変われ」で考えが固定されてしまうのです。

では、どうして「相手が悪い!」というエラーが生じてしまうのでしょう?

長くなりましたので、続きます。